初心者Webライターがやるべき案件はコレ!クラウドソーシングで稼ぐコツを伝授

多くの方が、Webライターの仕事をスタートするときに気になるのは「案件のとりかた」でしょう。

案件をとる1つの方法としてクラウドソーシングの活用があります。

クラウドソーシングは、初心者の方でも比較的仕事がとりやすいプラットフォームです。しかし、誰でも始めやすいということもあり、低単価の案件が多かったり、悪質な業者がいることも事実です。

本記事では案件を選ぶ際に気を付けるべきことやWebライターで稼ぐコツ、どれくらい稼げるかについて分かりやすくお話していきます。

結論から述べておくと、

・プロフィールを充実させる

・丁寧なコミュニケーション

・小さな実績の積み重ね

・納品期日の厳守

という4点を繰り返しおこなっていけば、少しずつ稼げるようになります。

その結果、初めは3万くらいの稼ぎだったものが、次は10万、さらに1年後には20万とまで稼げる可能性もあるということです。

この記事では初心者からWebライターを始めて月収20万を達成した筆者の実体験も交えてお伝えしていきます。

これからWebライターとして稼ぎたい方には必見の内容ばかりですので、本記事をぜひ最後までご覧ください。

初心者Webライターの案件選びの判断基準

クラウドソーシングを初めて使うとき、たくさん案件があり過ぎてどれに応募していけばいいのか迷いますよね。

ここでは、初心者Webライターの方向けの案件選びの判断基準をお伝えします。

まずはこの7つをチェックしておきましょう。

・タスク案件ではなくプロジェクト案件

・仕事内容が明確か

・継続して受注できそうか

・文字単価が低すぎないか(最低でも0.5円以上)

・クライアントの評価は低すぎないか

・マニュアルが用意されているか

・興味のあるジャンル・テーマであるか

以下で詳しく説明していきます。

  • タスク案件ではなくプロジェクト案件

結論から述べると、Webライターとして稼ぎたいなら「プロジェクト案件」に応募してください。

タスク案件とは、たくさんの人からのデータを集めたいクライアントが複数のワーカーに、まとめて仕事を依頼する形の案件です。

たとえば「映画の感想」「お店のレビュー」など、個人の感想や口コミを集めるための案件が多くあります。

▼タスク案件の例

一方、プロジェクト案件は、クライアントとワーカーが連絡をきちんと取りながら、記事を作成していく仕事になります。そのため、タスク案件に比べて単価が高く、執筆する文字数が多くなるのが特徴です。

▼プロジェクト案件の例

またプロジェクト案件は、クライアントが用意してくれているマニュアルを読みながら執筆を進めたり、修正依頼があれば対応したりする必要もあります。

このようにして記事が完成していくため、納品した後には達成感があるでしょう。

  • 仕事内容が明確か

Webライター向けの案件のなかでも、「執筆だけのもの」と「執筆と構成作成」「執筆と画像選定」などがあります。

案件の依頼文を見て、執筆以外にもどのような仕事をする必要があるのか把握できるものを選びましょう。

執筆だけと思って応募したにも関わらず、画像選定や構成作成など他の仕事を任されることになれば、仕事量と報酬が見合わなくなるからです。

また、注意しなければならないのは、「WordPressの作業があるかどうか」です。WordPressとは、ブログやWebサイトを作るツールのことです。

WordPressの操作は比較的簡単で、ネット検索すれば使い方は沢山出てきますが、Webライター初心者の方にはややハードルが高く感じる場合もあるでしょう。筆者も、WordPressに関して複雑な作業が必要な案件を受注してしまい、想像の10倍以上もの時間をかけて納品した苦い経験があります。

初心者だからといって報酬に見合わない案件を選ぶ必要はありません。仕事内容が明確で自分のレベルに合った仕事を選びましょう。

  • 継続して受注できそうか

継続案件を選ぶべき理由は、こちらです。

・安定した報酬を得られる

・新しい案件に何度も応募する必要がなくなる

・単価アップをしてもらえる可能性がある

1度きりの案件だと安定した収入は得られません。継続案件の場合、あなたが執筆すればするほど報酬になるので、仕事へのモチベーションにも繋がります。

そして継続案件を狙うなら募集要項に「10記事以上〜」と記載があるものを選びましょう。

理由としては、あなたの記事を評価してもらえたら、次々と記事の執筆を任せてもらえるからです。つまり案件に何度も応募する必要がなくなり、執筆に集中できるのです。

また、継続依頼だといちいち指示書を読み込み理解する手間も省けます。

さらに同じクライアントの元で仕事をしていると単価アップのチャンスも狙えますよ。

継続案件を獲得して、記事の質を上げ、単価アップを狙っていきましょう。

  • 文字単価が低すぎないか(最低でも0.5円以上)

結論から述べると、0.5円以下の案件には応募しなくていいです。

というのも、0.5円以下の低単価な案件は、時間と労力を無駄に使い疲弊して終わるからです。

初心者ライターの頃は、どんな案件でもほしいという想いから0.5円以下の仕事にも応募してしまいがちです。しかし自分のことを安く見積もりすぎると継続が難しくなります。

また、初心者の方が執筆する時には、

・リサーチが大変

・記事の書き方が分からない

・タイピングが遅くて時間がかかる

このような苦労が必ずあるでしょう。

最低でも1文字0.5円以上の案件に応募して仕事を受けるようにしましょう。

正直な話、0.3円でも0.5円でも執筆の内容は変わらないので、同じ時間を使うなら0.5円以上の案件に取り組むことを強くおすすめします。

  • クライアントの評価は低すぎないか

たとえば評価の星が1つだとか、途中で終了している案件が多く見受けられるものは、応募しないでおきましょう。

理由としては、レスポンスが遅く1週間以上返ってこないことや、募集文には記載がなかった仕事をどんどん頼まれたりするからです。

レスポンスが遅いということは、あなたが仕事に関する質問をしても中々返事がもらえず作業をスムーズに進められない事態にもなります。

最悪の場合だと、あなたが頑張って書いた記事を納品(記事をクライアントに提出)したあとに、クライアントと連絡が取れなくなることもあります。記事を執筆したのに報酬がもらえないなんてことは避けたいですよね。

このように最悪な事態にならないためにも、クライアントの評価が低すぎる案件に応募するのはやめましょう。

  • マニュアルが用意されているか

マニュアルには、

・文章の書き方

・執筆する時の注意点

・全体レギュレーション(規約)

上記について書かれています。

簡単に言うと、クライアントがあなたに「このルールを守って執筆してくださいね。」と教えてくれる有り難いものです。

初心者ライターの頃は文章の書き方が分からないので四苦八苦しますが、マニュアルがあることで色々なことに気を付けながら執筆していくため文章の勉強にもなります。

マニュアルを初めて見ると「こんなたくさんのことに気を付けながら執筆できるかな?」と不安になるかもしれません。しかし、執筆の基本ルールは同じです。基本ルールを大まかに覚えながら文章を書くことで、次に書く記事もスムーズに執筆を進められます。

  • 興味のあるジャンル・テーマであるか

初心者ライターとして記事を書くなら、あなたの得意なジャンルかテーマを選びましょう。

Webライターは「文章を書く」仕事ですが、時間を1番必要とするのが「リサーチ」になります。つまり、検索したことを分かりやすく、あなたの言葉に直して記事を書いていきます。

そのため、全く知らないジャンルの案件に応募しても、リサーチに大量に時間を使うことになります。その結果、どのような文章を書いたらいいか分からなくなってしまい、挫折する可能性が高いのです。

なので初めは、自分が知っているジャンルやテーマの案件にどんどん応募しましょう。

あなたが知っているジャンルなら、それほど検索しなくてもスラスラ書けるため執筆の楽しさを実感でき、自信になります。また、興味のあるテーマならリサーチすることもあまり苦にはならないでしょう。

失敗しない案件選びの3つの手順

初めての仕事を受注する際に、判断基準がわかったところで、さっそく案件に応募していきましょう。

案件選びに失敗しないためにも、以下の手順を踏んでください。

・条件を設定して絞り込む

・案件内容をチェックする

・クライアント情報をチェックする

大量に案件がある中で、自分にあった案件を探すのは大変です。しかし、この手順を踏めば、あまり時間をかけずに案件探しができます。

効率良く案件を探して、まずはあなたの得意なジャンルで楽しく執筆していきましょう。

  • 条件を設定して絞り込む

クラウドソーシングサイトには「条件を設定して絞り込む」機能が付いています。

具体的には、下記のような条件で絞り込むとよいでしょう。(仕事カテゴリは「ライティング・記事作成」に設定)

・プロジェクト(固定報酬制)

・未経験可

・継続依頼あり

・本人確認済みのクライアント

絞り込み機能を使いこなすと、あなたに合った案件がすぐに見つかるので積極的に活用していきましょう。

さらに「こだわり」という機能で「文字単価」「文字数」といった細かいところまで設定して案件を探せるので、あなたが希望する仕事を本格的に探すときにはオススメです。

実際に上記の条件で絞り込み検索すると、845件がヒットしました。(2022年10月3日現在)

ここから、さらに案件の詳細をみていきます。

記事執筆の案件の場合は、以下の基準を満たしているものがおすすめです。

・文字数1000字以上

・文字単価1円以上(最低でも0.5円以上)

まずはどんな案件があるのか、ざっくりと検索してみるといいでしょう。

  • 案件内容をチェックする

検索して気になった案件があれば、案件内容の詳細をきちんとチェックしましょう。

ライターの業務内容は、文章の執筆だけのものと「構成作成」や「画像選定」も含まれる案件があります。

その中でも初心者ライターの方には「構成ありの案件」というものをおすすめします。

「構成ありの案件」のメリットは、こちらになります。

・執筆だけに集中できる

・修正依頼が少なくなる

構成ありの案件だと、書き直しや見出しなどの大掛かりな修正が比較的少なくなるため、初心者の方でもより組みやすいです。また、仕事へのモチベーションを維持しやすいでしょう。

また、クライアントが考えてくれた構成案は、読者の検索意図から悩みや解決策が、分かりやすく伝わるように作成されています。Webライターとしてスキルアップするためにも、「構成あり」の案件で徐々に慣れていきましょう。

  • クライアント情報をチェックする

クラウドソーシングサイトには、仕事を受けたワーカーによってクライアントを評価する仕組みがあります。

そのため案件へ応募する前に、クライアントへの評価欄をきちんと見てみましょう。

評価が低かったり、ワーカーからのコメントが低評価だったら、ブラックな案件の可能性があるので応募はやめておいた方が賢明です。

逆に評価が高いクライアントの場合は、レスポンスが早かったり依頼内容がきちんとしていることが多く、さらにはマニュアルの用意があったりします。

あとは発注数と完了数もチェックするといいでしょう。クライアントが発注した数と完了した数がほぼ同じであれば、何事もなく案件が進められた証拠なので、あなたも安心して仕事ができます。

このように、案件へ応募する時はクライアントの評価欄を見てから応募することが大切です。

▼評価が高いクライアントの一例

  • おすすめのクラウドソーシングサイト

ここまでバッチリ理解できたら、準備はOKです。早速クラウドソーシングサイトに登録して案件をとっていきましょう。

おすすめのクラウドソーシングサイトは、以下の2つです。

・クラウドワークス

・ランサーズ

それぞれの特徴や、どのような案件があるのか簡単に解説するので、ご覧ください。

もし気になるサイトがあれば、まずは登録してみてくださいね。

  • クラウドワークス
運営会社株式会社クラウドワークス
ジャンルWebライティング / Webデザイン / プログラミング / 動画編集 / Webマーケティングなど
仕事の形式タスク形式 / コンペ形式 / プロジェクト形式
システム手数料5%〜20%
報酬の支払い1,000円以上で銀行口座へ振り込み

クラウドワークスは、2011年に設立された日本最大級のクラウドソーシングサイトです。

そして、2014年12月に東京証券取引所のマザーズ市場に株式を上場させています。

さらに2020年9月にはクラウドワークスの登録者数が400万人になっていることから、これからも利用者数が増え、さらに重宝されるサイトになるでしょう。

知名度が高いこともあり、案件数や案件の種類も豊富です。

「ライティング・記事作成」の案件だけでも、3,134件ありました。(2022年10月3日現在)

後ほど紹介するランサーズと比較してもかなりの案件数です。

また、気になるシステム手数料の詳細はこちらです。

報酬額手数料率
20万円以上5%
10万円〜20万円10%
10万円以下20%
タスク形式20%

報酬金額が上がっていけばいくほど手数料が低くなるので、今後、本業でWebライティングの仕事を考えている人におすすめのサービスです。

  • ランサーズ
運営会社ランサーズ株式会社
ジャンルWebライティング / Webデザイン / プログラミング / 動画編集 / Webマーケティングなど
仕事の形式タスク形式 / コンペ形式 / プロジェクト形式
システム手数料一律16.5%(税込)
報酬の支払い1,000円以上で銀行口座へ振り込み

ランサーズはクラウドワークスに次いで知名度の高いクラウドソーシングサイトです。

ランサーズでは2022年度より手数料率が一律16.5%(税込)に設定されました。これまではクラウドワークスと変わらない手数料設定でしたが、一律になったことでそれぞれのサービスを使い分ける方が増えてきたようです。

報酬額が10万円以下であればランサーズがお得、報酬額が10万円以上であればクラウドワークスがお得です。つまり、初心者が始める場合は、手数料の面だけで見るとランサーズのほうがお得ということになります。

また、ランサーズにはクラウドワークスにはない以下のような制度があります。

・安全な報酬支払いの仕組み

・依頼アドバイス機能

・フリーランストータルサポート

これらからも、ランサーズのほうがサポート体制が充実しています。しかし、「ライティング・記事作成」の案件数は、712件とクラウドワークスと比べると4分の1以下でした。

「副業で始めたい」「サポートが充実してほうが安心できる」という方にはランサーズがおすすめです。

クラウドソーシングで効率的に案件をとる6つのコツ

この章では、クラウドソーシングで効率的に案件を獲得する6つのコツについてお伝えします。

・プロフィールを充実させる

・ポートフォリオをつくる

・実績をつける

・一度に10~20案件に応募する

・高単価案件に挑戦する

・提案文を工夫する

筆者が実際に実践しながら、見つけた方法です。

Webライターを始める前に案件獲得のコツを知ることで、色々悩むことなく行動できますよ。

  • プロフィールを充実させる

まずは、プロフィールを充実させましょう。クライアントからすると、プロフィールでしかあなたを判断できません。

プロフィールには以下のような項目で分けて書きましょう。

・簡単な自己紹介

・経歴

・スキル・資格

・実績(ポートフォリオがあれば載せる)

・可能な業務

・得意な記事ジャンル

・使用可能なツール

・稼働時間

・心がけていること

あなたの経歴や現在の活動内容を簡単にまとめて「私(僕)は、このような仕事ができます」ということをアピールしましょう。

初心者のWebライターだからといって低単価すぎるものを選ぶ必要はありません。そのため、あなたの希望単価を初めに示しておくと賢明です。

そして長文のプロフィールは読みづらいので、なるべく箇条書きにして読みやすいようにしてください。

初心者の方はプロフィールに「まだ始めたばかりの初心者です」と書いてしまいがちですが、自信がなさそうに見えるのでこのような情報は記載しないでおきましょう。

もちろん嘘を書くことはいけませんが、あまりにも「初心者感丸出し」だとクライアントも不安になってしまいます。

また、プロフィールの写真は必ず設定しましょう。なるべく好印象を抱いてもらえるような顔写真がよいです。

  • ポートフォリオをつくる

ポートフォリオは簡単に言うと「作品集」になります。クライアントが、Webライターに仕事を依頼するときの文章スキルの判断材料となります。

ポートフォリオがあることで、「私はこのような文章が書けます。」とわかりやすく示すことができるのです。

何も実績がない状態で案件をとるよりも、あなたの得意なジャンル(たとえば美容など)で2記事ほど執筆してポートフォリオを作っておくほうが、初めての案件も獲得しやすいでしょう。

よくある方法としてブログがありますが、ブログを開設するには少し費用がかかってしまいます。

無料でポートフォリオを作りたい場合は、「note(ノート)」というWebサイトを使うとよいでしょう。

  • 実績をつける

案件獲得のために1番大切なことが「実績をつける」ことです。

クライアントがワーカーを選ぶ時には、正直なところ実績のある人が優位になります。

実績があることで、文章スキルがあるのはもちろん、執筆のルールを既に知っていると思ってもらえます。さらには「実績があります」というだけで信頼性にも繋がってくるからです。

そのため、初めは0.5円以上からのスタートにはなりますが、あなたの書けそうなジャンルにどんどん応募して、とにかく何記事か執筆してみましょう。

何記事か書いているうちに執筆方法のコツが分かり自信もついてくるので、いくつか案件をこなして実績をつけてみてください。

「実績をつける」と聞くと、大変そうなイメージがあると思いますが、あなたのペースでWebライターとしての活動を進めることをおすすめします。

悩みすぎたり無理をすることで、Webライターの仕事がイヤになったら元も子もないので、時間がある時に応募して、まずは楽しく執筆してみてくださいね。

  • 一度に10~20案件に応募する

案件獲得のためには、1度に10〜20個の仕事に応募しましょう。

なぜなら初心者Webライターの頃は、案件へどんなに応募しても中々受からないというのが現実だからです。

しかし「中々受からない」というのは多くの人が通る道です。はじめのうちは、受からなかったとしても気にしなくて大丈夫です。

また、初心者を募集している案件も多くあるので、検索条件を「初心者」に絞って応募してみましょう。

たくさん応募していると、必ず採用してくれるクライアントに出会えます。諦めずに行動してみてください。

そして応募文を時々見直し改善することも大切です。見直す時には「自分がクライアントの立場だとして、この人に仕事を頼みたいと思うか?」とクライアント目線になって考えることも大切です。

さらには「応募文の書き方」と検索して、より良い応募文になるように研究してみるのもありでしょう。

このように実践と改善を繰り返しながら、たくさんの案件に応募してみてくださいね。

  • 高単価案件に挑戦する

初心者のWebライターでも、高単価案件に挑戦してみることをおすすめします。

「初心者は高単価案件に受からないんじゃない?」「実績がないと高単価案件はそもそも無理じゃないの?」と思う方も多いでしょう。実は、高単価案件の多くは「テストライティング」を実施していることが多いです。

「テストライティング」とは、本案件に入る前にWebライターの執筆レベルを確かめる「実力テスト」のようなものです。

このテストライティングで一定レベル以上を達成できたら、実績がなくても受かる可能性は多いにあります。

自分の実力試しのような感覚で受けてみるのも良いでしょう。

また、高単価案件のジャンルがあなたの得意ジャンルであれば、これまでの経験を活かすことができます。「初心者だから控えておこう」という遠慮は必要ないので、どんどん挑戦していきましょう。

  • 提案文を工夫する

提案文を工夫して、あなたのことを分かりやすくアピールしましょう。

提案文のポイントは以下の6つです。

・クライアントの質問に的確に答える

・箇条書きなどを使って読みやすくする

・自分を採用することのメリットを書く

・活動可能な時間帯を書いておく

・ポートフォリオ、もしくは実績記事を載せる

・「初心者」という言葉は使わない

クライアントの質問に答えることで「きちんと募集文を見ましたよ」と、アピールができます。むずかしいことではないので、クライアントからの質問には丁寧に答えていきましょう。

提案文も箇条書きなどを使いながら読みやすいように工夫してください。ダラダラとした長文を書いても、正直、読む気になれません。簡潔に分かりやすく書きましょう。

そして、先ほども触れましたが「初心者」の言葉は使わないでください。初心者アピールは自信のなさが表れてしまいます。これから実績をつけて飛躍していけば大丈夫なので、自信を持って提案文を書きましょう。

【実体験】未経験からWebライターで月収20万!達成するまでにやった5つのこと

ここでは、筆者が実際に未経験からWebライターで月収20万円達成するまでにしたことをお話します。

この章を読むことで「自分も月収20万円を達成できるように頑張るぞ」と思っていただけたら幸いです。

  • 高単価案件のテストライティングに挑戦した

高単価案件に採用してもらえると、1記事あたりの報酬が低単価の倍以上になります。

たとえばジャンルで言うと「金融、不動産、健康」などですね。

先ほども少しお伝えしましたが、こういったジャンルの高単価案件は、テストライティングを実施しているところが多いです。

もちろん、テストライティングの内容は簡単ではないので、正直なところ執筆には時間がかかります。

しかし、高単価案件のジャンルを勉強することで今後の執筆にも活かせるため学んでおいて損はないです。

  • 無報酬のテストライティングは避けた

クラウドワークスでは、無報酬でテストライティングを実施するのは禁止されています。

もし無報酬でテストライティングを提案されたら断りましょう。

理由としては、テストライティングと称して記事だけを搾取(さくしゅ)するための詐欺案件の可能性があるからだからです。

少額でもテストライティングの報酬があるところに応募しましょう。

クライアントがWebライターを選ぶように、Webライターにも選ぶ権利があります。

  • SNSで発信&積極的にDMを送った

筆者は主にTwitterを活用して案件に応募していました。TwitterのDM経由でWebライターの募集に応募して、実際に継続案件を獲得したこともあります。

クラウドソーシングだと色々な手数料を引かれて残った分が「最終的な報酬」になります。しかし、SNS経由なら「銀行振り込み手数料」を引かれるだけで、ほぼ元の金額が手元に残ります。

報酬も、クラウドソーシングサイトにあるものと比べると高い傾向があります。もちろん、ポートフォリオや実績を示す必要があるので、そのための準備はしっかりとおこなっておきましょう。

Twitterで、「#ライター募集」などと検索すると応募のツイートが出てきますよ。

Webライターとして活動をスタートした際に、「Webライター」用のアカウントを作って少しずつでも発信しておくと、今後に繋がるのでおすすめです。

  • 交流会や無料のセミナーに参加した

交流会や無料のセミナーに参加することで、Webライター仲間や企業のWebサイト運用者と知り合いになって、お仕事に繋がったケースもあります。

特に、Webライター向けのイベントやセミナーに参加すると勉強にもなりますし、案件獲得にも繋がりやすいでしょう。

無料で参加できるイベントもたくさんあるので、ネットで調べてみましょう。思わぬ出会いに繋がりますし、何より視野が広がります。

  • 知人にWebライターを始めたことを話した

Webライターの勉強を始めた時点で、周りの知人に「Webライターを始めました」と積極的に話すようにしていました。

周りから「Webライターをしている」と認識されると、仕事の話や、仕事をくれそうな人に繋げてもらえる可能性が高まります。

一見関係なさそうな人に話したとしても、思わぬ繋がりが生まれることも沢山あるので、ぜひ周りにたくさんアピールしてみましょう。

ここで紹介した5つのことは、主に新しい案件を獲得するときにやったことです。基本的に案件を頂いたら、「丁寧にリサーチ」→「指示に従って執筆」→「納期を守って提出」を徹底していきました。

初めのうちは月に5000万円稼ぐのが精一杯でしたが、徐々に1万円、3万円と増えていきました。実際にやってみたからこそ言えますが、決して楽をして一気に20万円稼げるような近道はありません。

しかし、地道にコツコツとやっていけば、必ず結果はついていきます。それこそ継続案件になると、報酬が安定しますし力量次第で多く稼ぐことも可能です。

ぜひ、諦めずに挑戦してみてくださいね。

まとめ

この記事では、初心者Webライターの方に向けて、案件の取り方について解説してきました。

ポイントをおさらいすると、Webライターとして案件をとるには以下のポイントがありました。

・条件を絞り込んで検索する

・ポートフォリオやプロフィールを充実させる

・高単価案件にも積極的に応募する

・SNSを活用する

・周囲にWebライターを始めたことを積極的に言う

この記事で紹介したコツやポイントを1つ1つ実践していけば、必ず案件はとれるようになりますよ。ぜひ前向きに取り組んでみてくださいね。