【2022年最新】クラウドワークスとランサーズを徹底比較!賢い使い分け方とは?

「副業を始めるなら、クラウドワークスとランサーズ、どっちがいいの?」

「手数料とかシステムに何か違いはあるの?」

この記事では、このような悩みを解決していきます。

クラウドソーシングサイト大手のクラウドワークスとランサーズ。実は、両者にはそれぞれメリット・デメリットがあり、手数料や制度にも若干違いがあります。

そこで、現役Webライターで2つのサービスを使い分けている筆者がクラウドワークスとランサーズの違いを徹底解説!

賢い使い分け方、他におすすめのクラウドソーシングサイトも紹介していきます。

これからどちらかのサービスに登録しようと考えている人は、この記事を読んでから、自分にあった方法を選択してみてくださいね!

クラウドワークスとランサーズどっちがいい?

結論から言うと、どちらも登録することをおすすめします。

なぜなら、冒頭でもお伝えしたように、それぞれに違った特徴、メリットがあるからです。実際に両方使ってみることで自分に最適な方法を見つけていくことができます。

ですが、2つ同時に始めるのはハードルが高く感じる方もいると思うので、まずは両者の違いを理解してから自分にあった方を登録しましょう。

クラウドワークスとランサーズの違いを比較表にまとめました。

項目クラウドワークスランサーズ
案件数
案件単価
会員数480万人110万人
登録料無料無料
手数料5%〜20%(報酬額によって異なる)一律16.5%
サポート体制
報酬の支払い方法1,000円以上で銀行口座へ振り込み1,000円以上で銀行口座へ振り込み

ざっくり言うと、案件数重視なら、クラウドワークス。

サポート体制重視なら、ランサーズでしょう。

  • 案件数ならクラウドワークス

上の表からもわかるように、クラウドワークスの最大の強みは、案件数の多さです。

2022年10月3日現在、クラウドワークスとランサーズで、「ライティング」「Webデザイン」「動画編集」の項目ごとに案件数を調べた結果をまとめました。

項目クラウドワークスランサーズ
全体10,573件9,367件
ライティング2,935件723件
Webデザイン840件741件
動画編集992件231件

この表からわかるように、クラウドワークスのほうがランサーズよりも案件数が多いことがわかります。

特に、初心者でも挑戦しやすいライティングの案件数は約4倍、クラウドワークスのほうが種類も案件数も豊富です。

「とにかくいろんな案件を見てみたい!」という方は、まずはクラウドワークスに登録してみましょう。

  • サポート充実度ならランサーズ

ランサーズには、クラウドワークスにはないサポート体制が揃っています。

・仕事依頼やメッセージ、提案の監視

・上記に関するフィードバック

・違反申告や違反者のチェック

・警告表示や強制退会措置

クライアントが明らかに不正となる案件(単価が低すぎるなど)を出した場合は、ランサーズ側から非表示にしたり、注意喚起したりする対応をとっています。

利用規約を無視して不正をしたユーザーには、警告したり強制退会措置を施したりしているようです。

また、ランサーズの利用ルールがわからいという原因で起こった不正ミスであった場合は、修正やフィードバックなどをおこない、クライアントに対してのサポートも丁寧です。

このようなランサーズの手厚いサポート体制により、クライアントもユーザーも安心してサービスを利用できる環境が整っています。

  • 手数料の違い

クラウドソーシングサイトで案件を受注すると、サイトの手数料を差し引かれた金額がワーカーに報酬として入ってきます。このシステム手数料はサービスによって異なります。

クラウドワークスとランサーズの手数料について比較してみました。

報酬額クラウドワークスランサーズ
20万円以上5%16.5%
10万円〜20万円10%16.5%
10万円以下20%16.5%
タスク形式20%16.5%

これまでは、クラウドワークスもランサーズも手数料は同じでした。

しかし、2022年10月1日よりランサーズが手数料の改訂をおこない、報酬額に関わらず一律16.5%(税込)に改定したのです。これは、プロジェクト方式、コンペ方式、タスク方式、時間報酬、月額報酬などすべての方式において適用されます。

どういうことか具体的にみていきましょう。

例えば、あなたが1件1万円の案件を獲得した場合、

クラウドワークスでの報酬は、

10,000円ー(10,000✖️0.2)=8,000円になります。

一方で、ランサーズでの報酬は、

10,000円ー(10,000✖️0.165)=8,350円になります。

つまり、10万円以下の案件では、手数料が少ないランサーズのほうが報酬が多くなります。

案件が10万円以上になると、クラウドワークスのほうが手数料が小さくなるため、クラウドワークスを使ったほうがお得でしょう。

クラウドワークスの口コミ・評判

クラウドワークスの良い口コミと悪い口コミ、評判をまとめました。

全体的にポジティブな口コミが多かったですが、一部「悪質な業者がいる」「低単価案件が多い」という悪い口コミもありました。

悪い評判がついてしまう原因とその解決策も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 良い口コミ

Twitterに寄せられた、クラウドワークスの良い口コミを紹介します。

クラウドワークスで ほんっとに初心者向けっぽい募集に応募して、テストライティングをさせてもらえることになった!返事ないのかなーと思ってたからビックリ嬉しい
ついに…クラウドワークスで初案件を獲得できましたワクワクとドキドキと。やっと第一歩踏み出した‼️
9月ももうすぐ終わりますね!
約2ヶ月半❗️クラウドワークスで案件をこなし、受注実績が25件になりました〜
2ヶ月半あっという間に過ぎた〜。諦めると後悔するのを分かっているので、なんとか踏ん張りました継続が大事
一旦休憩して、明日から10月に向けて目標立てします

「クラウドワークスで初案件獲得できた」

という口コミがあるように、特に初心者にとっては案件獲得しやすいということが口コミからでもわかります。

フリーランスという恵まれた働き方に感謝
クラウドワークスの素敵で優しいクライアントにも感謝!
取引に関係ない相談にものってくれて、めっちゃ助けられた。いつもお世話になってるからとかいう理由で、めっちゃ親身に相談にのってくれた。
神対応のクライアントに出会えて私は幸せです!

また、「素敵で優しいクライアントに感謝!」という口コミも多々見受けられました。

これはクライアントによりますが、初心者に対しても丁寧にレクチャーしてくれたり、マニュアルを用意してくれたりするクライアントもいるので、安心して仕事をスタートすることができそうです。

  • 悪い口コミ

一方でこのような悪い口コミもありました。

編集部「受注は3日以内に納品できる人だけ」
納期が3日なのはいいんですよ。1記事に3日もかかりません。でも、編集部は検収に1ヶ月以上かかっているでしょう?8月に納品した分の報酬がまだですよ。ライターを急かすよりも、自分の仕事を頑張ってください。

「報酬の支払いが遅い」というのは、クライアントによって異なります。検収に時間がかかる場合もありますが、1か月以上何も返信がない場合は、サポートに問い合わせてみてもよいでしょう。

また、このような事態を防ぐには、案件を絞り込む段階で、「認定クライアント」にチェクを入れると良いでしょう。

クラウドワークスの認定クライアントとは、これまでの取引で不正がなく、クラウドワークス側からも「信憑性が高い」と認定されているクライアントです。

認定クライアントになるには以下の基準を満たしている必要があります。

・報酬確定金額30万円以上(直近1年間)

・プロジェクト完了率80%以上

・支払い遅延なし

・評価4.8以上

・本人確認済み

・発注ルールチェック済み

・会社情報入力済み

・プロフィール画像設定済み

これらの項目をクリアしているクライアントなので、取引で困ることも少なくなるでしょう。

早いものでクラウドワークスでの副業を始めて約半年が経過。今月で30万円を超えてきました
本業以外の稼ぎは本当にうれしいのですが・・・作業づくめで寝不足の日々。CWで稼げる金額も今の生活ルーティーンじゃ6桁は無理と判断

またこのような「報酬額に限界を感じた」という口コミもありました。クラウドワークスだけではどうしても稼げる金額に限度があるようです。

これは、SNSを使って直契約の案件を増やしたり、直接企業に問い合わせたりするなどして、案件獲得の幅を広げていくとよいでしょう。

ランサーズの口コミ・評判

ランサーズの良い口コミと悪い口コミ、評判をまとめました。

全体的にみて、良い口コミが多く見受けられました。2022年10月より手数料を一律16.5%にしたことで、クラウドワークスからランサーズに移行するか検討している人も多いようです。

口コミとともに、ランサーズ特有の制度「認定ランサー」や「パッケージ出品」についても紹介していきます。

  • 良い口コミ

Twitterに寄せられた、クラウドワークスの良い口コミを紹介します。

今月からランサーズでWebライターの仕事を始めたのですが、初月で1万円以上を稼ぐことができました。継続発注して頂けるクライアントさんとも出会うことができたので、さらに勉強しながら頑張ります!!

「初月で1万円稼げた」

「継続受注できた」という口コミが多く見受けられました。

ランサーズはサポート制度やクライアントにも厳しいチェックが設けられているので、継続案件がとりやすい傾向にあると言えます。

ランサーズのパッケージ出品に問い合わせが来ました。早いな。
自分で単価を決められるのは良いシステムですね。自分の強みもアピールできるし。

「パッケージ出品」とは、ランサー(仕事を受ける側)が得意分野やスキルを出品し、クライアントが購入できるサービスです。

3つの料金プランがありますが、その中から選んで自分で価格を設定できるというメリットがあります。

#ランサーズ  での過去1年の検品のみで報酬100万超えてた。偉い私!何に使った私10月から手数料が20⇒16.5%ということで実入りが増えるの期待。

また、手数料が一律16.5%になったことに関して、期待をする声も多かったです。10万円以下の案件を受けている方だと、3.5%も手数料が安くなるので報酬にも大きく影響します。

あの、、、7月25日にランサーズに登録してから69日経った今日、、、認定ランサーの審査に通ったとのメールが、、、
認定ランサーになりたくて、ひたすらランサーズで突っ走ってきた2ヶ月ちょっとの月日が報われました
認定ランサーの名に恥じぬよう、今後とも努力します
認定ランサーになりました
今までほとんどの収益をランサーズから得ていたにも関わらず、認定ランサーではなかったのです!そこで、返信不要以外のメールに24h以内に返信してみると、1週間程で認定ランサーの通知が来ました
認定ランサーになるとどうなるのか、検証してみます

また、「認定ランサーになりました!」と喜びの声をツイートしている方も多くいました。

認定ランサーとは、ランサーズが求める基準を全て満たしたランサー(仕事を受ける人)にのみ与えられる称号です。

・応答が速い

・高い対応力と責任感

・獲得報酬額が高い

・クライアントからの評価が高い

・認証済で安心

このような条件があります。認定ランサーになると、高単価案件も獲得しやすくなります。

  • 悪い口コミ

一方でこのようなマイナスな口コミもありました。

ランサーズで著作権法違反をさせる案件を見かけた
漫画の紹介サイトで個人のもっている漫画をスキャンして、コマを画像として使うというもの。著作権法違反です
しかも、ランサーに漫画画像を用意させることで訴えられた時に「ライターが勝手にやったんです」言い逃れできる仕組み。気をつけて!

サポート体制が充実しているとはいえ、一定数悪徳業者は存在するようです。

おはようございます今週ランサーズで好条件で得意ジャンルに提案出したのですが、返事こず。ダメだったか…?

また、必ずクライアントから返信がくるとは限りません。これはクラウドソーシングにも言えることですが、人気な案件には応募してもスルーされる場合もあるので注意しておきましょう。

賢い使い分け方とは?

では、「結局どっちに登録したらいいの?」と思う方も多いでしょう。

先述した通り、どちらにも登録しておくことをおすすめしますが、2022年10月のランサーズの手数料一律改訂に伴い、手数料の面だけで言うと、初心者はランサーズに登録することをおすすめします。

しかし、案件数や種類の豊富さで言うと、クラウドワークスのほうが有利です。また、受注額が増えれば増えるほど、手数料も低くなります。

よって、本業で多く稼いでいくことを見据えるのであれば、クラウドワークスをおすすめします。

ランサーズでも認定ランサー制度やパッケージ出品などあるので、いろいろ試してみて自分にあった方法を見つけていくとよいでしょう。

他におすすめのクラウドソーシングサービス

最後に、クラウドソーシングとランサーズ以外におすすめなクラウドソーシングサービスを 4つ紹介します。

・サグーワークス

・ココナラ

・シュフティ

・Bizseek

  • サグーワークス
項目サグーワークス
案件数◎※Webライティングに特化している
案件単価
会員数28万人
登録料無料
手数料無料
サポート体制
特徴・クライアントとのやりとりが不要・ポイント換金システムで手数料無料・初心者でもとりくみやすい案件が豊富

株式会社ウィルゲートが運営するWebライター向けのクラウドソーシングサービスです。

システム手数料が「無料」というところに驚かれたかもしれません。通常手数料がとられますが、サグーワークスの場合、報酬獲得からポイント換金まで全て無料でおこなえます。

サグーワークスの換金システムには「ドットマネー」というサービスが導入されており、案件に対する報酬がポイントで付与される仕組みをとっています。

付与されたポイントは1ポイント一円、500ポイントから換金可能です。また、ドットマネーで換金する場合は、手数料も無料となるため、仲介手数料0円でサービスを利用できるという仕組みです。

Webライティングの案件を専門としているクラウドソーシングのため、Webライターを目指す人には必見のサービスです。

  • ココナラ
項目ココナラ
案件数
案件単価ワーカーが決めることができる
会員数262万人
登録料無料
手数料11%〜27.5%
サポート体制
特徴・自分のスキルを出品できる・販売価格は500円〜・金銭トラブルが起きにくい

ココナラとは、ワーカーが自身のスキルや経験、知識を出品し、クライアントがそれらを買うことができるオンラインフリーマーケットです。

クラウドワークスやランサーズとは違って、ワーカー側が自分のスキルに価格を設定することができます。

もちろんスキルと市場に見合った価格を設定する必要がありますが、自分をアピールできる点はとても魅力的です。

ココナラでは、Webデザインやイラストなどが多く出品されている傾向にあります。デザインの仕事を受けてみたい方にはおすすめです。

  • シュフティ
項目シュフティ
案件数
案件単価
会員数約42万人
登録料無料
手数料一律10%
サポート体制
特徴・主婦向けの案件が多い・隙間時間で取り組める軽作業が多い・手数料が低い

主婦を専門にしたクラウドソーシングサービスのシェフティ。

隙間時間でできる軽作業や、初心者でもできる簡単な案件が多いのが特徴です。そのため、1件あたりの単価は低い傾向にあります。

ですが、手数料が10%というのはクラウドワークスやランサーズと比較すると半分になので、かなり魅力的です。

家事の隙間時間にちょっとしたお小遣い稼ぎがしたい人、スマホで完結できるお仕事を探している方におすすめのサービスです。

まとめ

この記事では、クラウドワークスとランサーズをあらゆる面から比較し、どのように使い分けると良いのかお伝えしてきました。

今後もサービスの改訂や登録者数の変化によって、案件の取りやすさも変化してくるでしょう。常に新しい情報をキャッチして、自分にあった案件獲得方法を見つけていくことが重要です。

ぜひ、この記事を参考に、クラウドソーシングサイトに登録して副業にチャレンジしてみてくださいね!