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【重要度別】SEO内部対策18のチェックリスト!効果的な施策を徹底解説

「SEO内部対策って何から始めたらいい?」

「多すぎてやることいっぱい」

「そんなにリソース割けない…」

このようにお困りではないですか?

限られた時間とリソースの中でよりSEO対策の効果を高めるには、内部対策の重要性を理解し、自社Webサイトにとって重要度の高い施策からおこなっていく必要があります。

この記事では、SEO内部対策の重要性や効果、具体的な施策をお伝えします。

まずは、以下のチェックシートで、SEO内部対策にはどのようなものがあるのかサクッと確認しておきましょう。

SEO内部対策チェックリスト重要度
XMLサイトマップの作成/送信★★★
リンク構造の単純化(目的のページに2クリック内で辿り着けるか)★★★
各ページのインデックスの有無を確認★★★
見出しタグ(H1~H6の設定)★★★
モバイルフレンドリー★★★
ページの表示速度の改善★★★
パンくずリストの設定★★
robots.txtの設定★★
内部リンクの最適化(関連性の高い記事リンク/アンカーテキスト等)★★
構造化マークアップ★★
URLの正規化(複数あるURLを1つにまとめる)★★
noindexタグの活用(低品質コンテンツをインデックスさせない)★★
タイトルの最適化(タイトルにKWいれる)★★
文字サイズの適切化★★
404エラーページの設定★★
SSLの適用(Webサイトの暗号化)
メタディスクリプションの設定
画像の説明を加える

SEO内部対策とは?

SEO内部対策とは、Webサイトの内部構造を整えることです。

SEO対策には3つの種類があります。

・内部対策:Webサイト内を整える

・外部対策:Webサイト外部からの評価を上げる

・コンテンツSEO:コンテンツの質を高める

以下でそれぞれとの違いについて説明していきます。

  • 外部対策・コンテンツSEOとの違い

外部対策とは、Webサイトの外側からの評価を上げることを目的に、被リンクの対策をおこなうことです。

一方で内部対策は、自社サイト内部でおこなわれるSEO対策のこと。Webサイト内の構造やボタン、タイトルなどを最適化することでSEO効果を狙います。

コンテンツSEOもWebサイト内に対しておこなうものですが、コンテンツの質を高めることにフォーカスします。

内部対策、外部対策、コンテンツSEOは、分野が異なるのでそれぞれ担当する人が異なります。

わかりやすく分けると、

内部対策:エンジニア

外部対策:広報・PR

コンテンツSEO:ライター・編集者

このようになります。

もちろん、全ての対策を1人がおこなう場合もあるでしょう。リソースの少ない中小ベンチャーのWebサイト担当者の方や個人ブログを運営している方は、全てに目を向けなければなりません。

SEO内部対策の施策はネット検索するだけでも数多く出てきます。全てを追っていたらあっという間に日が暮れそうですよね。

そうならないために、実際に施策に取り掛かる前に内部対策の効果と重要性を理解し、自社サイトにあった優先度の高い施策から効率的におこなっていきましょう。

  • 内部対策の目的と効果

SEO内部対策の目的は、GoogleにWebサイトを正しく認識させ、適切な評価を得ることです。

Googleの検索順位は以下のような流れで決まります。

①クローラー(Googleのロボット)が世界中のWebサイトを巡回し、サイト情報を取得

②クローラーが集めたサイト情報を検索インデックスに登録(=インデックス)

③Googleのアルゴリズムによってサイト評価がなされ、検索順位に反映

中には、何らかの原因で①→②→③のプロセスが崩れてしまうことがあります。それを防ぎ、よりスムーズで正確に評価をしてもらうための対策を「内部対策」と呼んでいます。

つまりは、内部対策をおこなうことで、

・Googleがページを検出しやすくなる(=クローリングしやすくなる)

・Googleがページを理解しやすくなる(=インデックスしやすくなる)

という効果があります。

結果的に、Webサイトの評価が適切になされるので、検索順位にも関係するのです。

せっかく良いコンテンツを作っていたとしても、内部対策に不備があるとWebサイトがGoogleから適切に評価されず、検索順位は上がりません。

反対に、良質なコンテンツがあれば、内部対策をおこなうだけで適切に評価に反映され、検索順位は上がります。

このようにして、内部対策はGoogleから適切な評価を受けるために必要不可欠であって、SEO対策をする上で欠かせないでしょう。

【重要度別】SEO内部対策18のチェックリスト

「SEO内部対策は何から始めたらいいの?」と思った方は、以下のチェックリストを参考にしてみてください。

SEO内部対策チェックリスト重要度
XMLサイトマップの作成/送信はされているか★★★
サイト階層構造の単純化(目的のページに2クリック内で辿り着けるか)★★★
各ページのインデックスの有無を確認できているか★★★
見出しタグ(H1~H6)の設定はできているか★★★
モバイルフレンドリーにしてあるか★★★
ページの表示速度は問題ないか★★★
パンくずリストは設置されているか★★
robots.txtは設定されているか★★
内部リンクは最適か(関連性の高い記事リンク/アンカーテキスト等)★★
構造化マークアップはされているか★★
URLの正規化(複数あるURLを1つにまとめる)はされているか★★
noindexタグを活用しているか(低品質コンテンツをインデックスさせない)★★
タイトルは最適か(タイトルにKWいれる等)★★
文字サイズの最適か★★
404エラーページは設定されているか★★
SSLの適用(Webサイトの暗号化)はされているか
メタディスクリプションは設定できているか
画像の説明はされているか

「どこから手を付けたらいいのかわからない!」という方は、まずは重要度の高いものから優先して取り組んでいきましょう。

中には既にクリアしているものもあるかもしれません。

具体的な施策の詳細については、以下で解説していきます。

全18のSEO内部対策を紹介

ここでは、上記のチェックリストに対応する、全18の内部対策について解説していきます。

内部対策には、大きく3つの種類に分類されます。

①クロール最適化

②検索インデックス最適化

③ユーザビリティの向上

以下、3つの種類に分けて、具体的な施策を紹介します。

  • クロール最適化を図る7つの施策

先ほどもお伝えしましたが、サイトの検索順位は、Googleのクローラー(ロボット)がWebサイト内を巡回し、情報を読み取っていくことで決定していきます。

従って、クローラーが全てのページをくまなく巡回しやすいようなWebサイト設計をしなければなりません。

そのための具体的な施策には、以下の7つがあります。

①XMLサイトマップの作成/送信

②リンク構造の単純化

③パンくずリストの設定

④robots.txtの設定

⑤内部リンクを最適化する

⑥構造化マークアップ

⑦SSLを適用する

・XMLサイトマップの作成/送信

施策内容XMLサイトマップを作成し、Googleに送信する
重要度★★★
使用ツール・Google Search Console・自動作成ツール

XMLサイトマップとは、Webサイト上に存在するページをわかりやすく示したサイトマップのことです。これを作成し、Googleに送ります。

XMLサイトマップがあることで、Googleのクローラーにサイトページの巡回を依頼することができ、適切にかつ高速にクロールを促すことができます。

クローラーがリンクを辿ってクロールするよりも、漏れなくWebサイトページを巡回できるので、評価の見落としも防げます。

内部対策の基本中の基本なので、まず1番始めにおこなうと良いでしょう。

気になるXMLサイトマップの作り方ですが、自動作成ツールで簡単に作ることができます。沢山のツールがありますが、おすすめは「sitemap.xml Editor」です。登録なしで、Webサイトから作成できます。

また、サイトマップの送信はGoogle Search Consoleを使いましょう。

・サイトの階層構造の単純化

施策内容サイトの階層構造をシンプルにすること
重要度★★★
使用ツールマインドマップ

簡単に言うと、目的のページにTOPページから2クリック以内で辿り着けるようにすることです。

複雑でわかりにくいWebサイト構造は、クローラーの巡回を妨げる要因になってしまいます。そのため、サイトを階層構造にし、基本的に2クリック以内で目的のページに辿り着けるような設計にしましょう。

以下のように、マインドマップなどで作るとわかりやすいです。

・パンくずリストの設定

施策内容パンくずリストを設置する
重要度★★★
使用ツール特になし

パンくずリストとは、Webサイト内において「今どこにいるのか?」を示すリストのことです。先ほど説明した「サイトの階層構造の単純化」をおこなった後に、設定すると良いでしょう。

ユーザーの利便性向上のみならず、クローラーもサイト構造を理解しやすくなり、クロールの最適化に効果的です。

  • robots.txtの設定
施策内容robots.txtを使ってクロールさせたくないページをブロックする
重要度★★★
使用ツール特になし

ここまでは、クローラーの巡回を促す施策でしたが、反対に、クローラーの巡回を制御する施策もあります。それが、robots.txtの設定です。

クローラーに巡回させたくないページは、robots.txtを設置することでブロックできます。

たとえば以下のようなページが対象です。

・リンク切れになったページ

・重複しているページ

・ユーザーに価値のない低品質なページ

・広告出稿ページ

Wordpresから直接設定することができます。

  • 内部リンクを最適化する
施策内容関連性の高い記事に内部リンクを貼る
重要度★★
使用ツール特になし

Webサイト内で、関連性の高い記事やコンテンツは、内部リンクを設置し、すぐにとべるようにしておきましょう。

そうすることで、ユーザーにとっても、GoogleにとってもWebサイト内を巡回しやすくなります。

その際は、リンクをそのまま貼るのではなく、アンカーテキストを使って「リンク先に何があるのか?」を明確に表示することが重要です。アンカーテキストはわかりやすく、まとまった文言が良いです。

こちらもWordpresから直接設定することができます。 

  • 構造化マークアップ
施策内容HTML上に構造化データを記載する
重要度★★
使用ツール特になし

構造化データとは、Webサイト上のテキストの意味をクローラーが理解できるようにしたデータのこと。

HTML上に構造化データを記載することで、Webサイトの情報をより詳しく、正確に伝えることができ、クローラーの巡回を促すことができます。簡単に言うと、クローラーに対して「ここではレシピを記載している」「ここではメールアドレスを記載している」とわかりやすく伝えることです。

また、構造化マークアップは検索結果にリッチスニペットなどの表示を促すので、ユーザーにとっても利便性が高くなるメリットがあります。

SEOへの効果は薄いと言われていますが、間違いなくクローラーの巡回とユーザビリティの向上に繋がるので、ぜひおこなっていきましょう。

  • SSLを適用する
施策内容WebサイトのURLの暗号化する
重要度
使用ツール特になし

SSLとは、(Secure Sockets Layer)の略で、要はWebサイトのURLをhttp→httpsに書き換えることです。

これによるメリットは、

・個人情報やデータが守られる

・Googleからの評価が上がる

という点です。

ちなみに、Googleは2017年1月に「httpsに暗号化されていないサイトには警告を表示する」と明言しています。

ユーザーの保護という観点でも重要な施策なので、やっていない場合は早めに取り組んでおきましょう。

  • 検索インデックスの最適化を図る7つの施策

インデックスとは、クローラーが読み取ったWebサイト情報がデータベースに蓄積されること。

先述の施策によってクロールの最適化ができたとしても、Webサイト情報が検索インデックスに正しく登録、保存されなければ意味がありません。

そこで、検索インデックスの最適化を図る施策を紹介します。

具体的な施策には、以下の7つがあります。

①インデックスされているかどうか確認する

②見出しタグの設定

③URLの正規化

④noindexタグの活用

⑤タイトルの最適化

⑥メタディスクリプションの設定

⑦画像の説明を記述する

インデックスされているかどうか確認する

施策内容ページごとにインデックスされているかどうか確認する
重要度★★★
使用ツールGoogle Search Console

「インデックスされていない=Googleの検索結果に表示されない」ということです。

まずは、そもそもWebサイトページがインデックスされているかどうか確認する必要があります。

方法としては、Google Search Consoleのインデックスカバレッジ機能を使って、ページごとにインデックスされているかどうか確認します。

インデックスされていない場合には、インデックスされるように申請することが可能です。

  • 見出しタグの設定
施策内容見出しにh1~h6タグを設定する
重要度★★★
使用ツール特になし

Webサイト内の見出しは、タグによってわかりやすく整理されていますか?

見出しタグとは、h1~h6まであります。h1は大見出しかタイトル、h2は中見出し、h3は小見出しというように、コンテンツを分類していきます。

記事の構成をわかりやすく整えて、階層構造を作ることで、ユーザーにとってもGoogleにとっても理解しやすいコンテンツになります。

また、h1タグにはキーワードを入れる、定型文を使用するのはNGといったルールもあります。SEOにも大きく影響する部分なので、確認しながら進めていきましょう。

  • URLの正規化
施策内容複数あるURLを1つに統一する
重要度★★★
使用ツール特になし

同じページに、違うURLを設定していませんか?

たとえば、モバイルとPCで別URLを作成していたり、「www」や「/」の有無で微妙に違ったりする場合です。

複数のURLから同じページに辿り着ける場合、クローラーの巡回をブロックしたり、被リンクが分散したりして、検索順位に影響を及ぼします。

さらに、重複コンテンツ、コピーコンテンツとみなされる可能性もあるので、評価を下げることにもつながりかねません。

そこで、canonical(カノニカル)タグを使用して基準となるURLを指定しましょう。このことを「URLを正規化する」と一般的に呼ばれています。

canonical(カノニカル)タグの設定方法は簡単です。重複しているページ(基準とするページは除く)のhead内に、canonicalタグを記述するだけです。そうすることで、ページの評価を1つに絞ることができます。

基準とするページが指定されることで、クローラーの巡回速度も速くなり、結果的にインデックスだけでなく、クロールの最適化にも繋がる施策です。

  • noindexタグの活用
施策内容低品質コンテンツにno indexタグをつける
重要度★★
使用ツール特になし

no indexとは、その名の通り、対象のページがインデックスされるのをブロックすることができます。

以下のようなページが対象です。

・低品質コンテンツ

・インデックスされる必要のないコンテンツ

注意したいのは、canonical(カノニカル)タグとの違いについて。先ほど紹介したcanonical(カノニカル)タグは重複したコンテンツに付けるタグでした。

noindexタグは、そのコンテンツ自体をインデックスされないように付けるタグなので、混合しないようにしましょう。また2つの併用もNGです。

  • タイトルの最適化
施策内容タイトルにKWが含まれている等
重要度★★
使用ツール特になし

タイトルとは、そのページの題名のことです。ユーザーはタイトルを見て読むか読まないかを判断するので、SEOにおいてとても重要になってきます。

具体的には、以下のようなタイトルがGoogleでは評価されます。

・具体的でわかりやすい

・キーワードが適切に含まれている

・キーワードが不自然に詰め込まれていない

・興味を引くようなタイトル

・簡潔にまとまっている

・同じタイトルや定型文はNG

以上の点に気を付けてタイトルを設定してみましょう。

  • ディスクリプションの設定
施策内容コンテンツに最適なディスクリプションを付ける
重要度
使用ツール特になし

ディスクリプションとは、Googleの検索結果に表示されるタイトルの下に出てくる文章のことです。タイトルの次にユーザーが目にする箇所でもあるので、クリック率にも影響します。

ディスクリプションでは、コンテンツの内容を端的かつ正確に、短い文章で伝える必要があります。表示数が、PCでは120文字前後、スマホでは50文字前後と制限もあるため、良く考えて設定しましょう。

ディスクリプションを書くときは、キーワードを含めたり、他のものと被らないように差別化を図ったりなど、工夫が必要です。

ディスクリプションを設定しないと、検索エンジンが自動で生成した文章が表示されます。サイト内の文章からつなぎ合わせるため、不自然な文章となります。ユーザーに不快感を与える恐れがあるので注意しておきましょう。

  • 画像の説明を記述する
施策内容画像にわかりやすいファイル名をつけて、alt 属性の説明を入力
重要度
使用ツール特になし

Webサイト上に貼り付けた画像に、適切な説明を加え、altタグで設定しましょう。クローラーは、ユーザーに表示される画像をそのまま読み取ることができないため、このaltタグに設置された情報をインデックスします。

altタグで画像の説明を設定すると、画像の内容をインデックスされるだけでなく、画像の読み込みが遅い、表示されない場合はaltタグの内容が表示されるというメリットもあります。

画像検索で上位に表示される可能性も高まるので、やっておいて損はないでしょう。

ユーザビリティの向上を図る4つの施策

ここまで、クロールの最適化とインデックス最適化をはかる施策を紹介してきました。

最後は、ユーザビリティの向上をはかる施策です。ユーザビリティとは、ユーザーにとって使いやすい設定や構造にすること。

SEO対策の本質を考えると、1番重要なパートとも言えます。Googleは常に、ユーザーにとって最高の結果を追い求めているので、ユーザーにとって使いにくいコンテンツ、ページは検索上位に表示しない可能性があります。

ユーザーの目線にたって、利便性の高いサイト作りをおこなっていきましょう。

具体的な施策には、以下の4つがあります。

①モバイルフレンドリーにする

②ページの表示速度を改善

③文字サイズを適切にする

④404エラーページを設定する

  • モバイルフレンドリーにする
施策内容スマホからでも見やすいデザインにする
重要度★★★
使用ツール特になし

モバイルフレンドリーとは、スマホから見たときでも見やすいデザインにすること。現在、ほとんどのユーザーはスマホから検索し、Webサイトを閲覧しています。

モバイルフレンドリーにする具体的な施策としては、

・レスポンシブルデザインにする

・リンクやボタンを押しやすい大きさにする

・表やグラフなどが途中で切れない表示に変える

などがあります。

  • ページの表示速度を改善
施策内容画像サイズの軽量化など
重要度★★★
使用ツールPageSpeed Insights

URLをクリックしてページが表示されるまで時間がかかるとイライラしますよね。

ページの表示速度はユーザーの満足度に大きく影響するので、表示速度を改善していく必要があります。

やり方としては、まずはPageSpeed Insightsというツールを使い、表示速度を点数で採点してもらいます。

表示速度の改善が必要なページに関しては以下のような施策をおこなってみてください。

・画像サイズの軽量化

・動画のサイズの軽量化

・サーバーでファイルを圧縮する

・ブラウザのキャッシュの有効期間を長くする

画像のサイズを軽くするだけでも速度に与える影響は大きいので、ぜひ前向きに取り組んでみましょう。

  • 文字サイズを適切にする
施策内容文字サイズは12~16ピクセルに
重要度★★
使用ツール特になし

当たり前のことですが、文字のサイズが適切でなければ、読みにくく離脱に繋がります。

一般的には16ピクセルが推奨サイズ、最低でも12ピクセル以上にしましょう。

また、スマホから見た際の文字のサイズにも注意が必要です。

  • 404エラーページを設定する
施策内容404エラーページからの離脱を防ぐ
重要度★★
使用ツール特になし

URLをクリックした際に、「ページが見つかりません」と表示されたことはありませんか?これが、404エラーページです。

このようにエラーページが表示されると、離脱の原因になりSEOにも不利にはたらきます。エラーページからそのまま離脱しないように、次の行動を促すことが重要です。

具体的には、

・ぱっと見て404エラーページとわかる文言にする

・他のページとデザインを揃える

・TOPページや関連ページに繋げて離脱を防ぐ

などの施策があります。

まとめ

この記事では、全18のSEO内部対策を、重要度別に紹介してきました。

何から手を付けたらよいか、少しはイメージがわきましたか?

SEO内部施策は、Googleの検索順位に大きな影響をもたらします。せっかく良いコンテンツがあっても、内部構造が整っていなければGoogleから正しく評価されないので、とてももったいないです。

ポイントをまとめると、

・内部対策の目的は、GoogleにWebサイトを正しく認識させ、適切な評価を得ること

・内部対策は、「クローラーの最適化」「検索インデックスの最適化」「ユーザビリティの向上」の3種類

・それぞれの施策の効果を理解して、重要度の高いものからおこなっていくことが大切

着実に1つ1つ取り組むことで、大きな効果が得られるSEO内部対策。地道な作業ではありますが、常に「ユーザーにとって一番良い状態とは何か?」を念頭において改善していきましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

【2022年版】SEO外部対策の正解はこれだ!被リンク獲得方法

SEO外部対策とは、SEO対策の1つで、Webサイトの外部からの評価を高めるためにおこなうものです。

簡単に言うと、外部サイトに自社サイトのリンクを貼ってもらうことで、Googleから「評価の高いサイト」と認識してもらえます。要は、「被リンク」を増やすことなので、別名で「被リンク獲得」「被リンク対策」「外部リンク対策」とも呼ばれています。

外部のサイトで紹介してもらうには、より質の高いコンテンツを発信していかなければなりません。そのため、近年では「外部施策よりもコンテンツ内部の質を高めていくほうが大切」と言われることのほうが多くなってきました。

そんな中で、

「SEO外部対策って意味あるの?」

「外部対策をすることで、どんな効果があるの?」

「被リンクを増やすには、具体的にはどのようなことをしたらいいの?」

という疑問もあるでしょう。

そこでこの記事では、

・SEO外部対策と内部対策の違い

・2022年における外部対策の重要性と効果

・被リンクの獲得方法

などを紹介していきます。

数多くあるSEO対策の中で外部対策は軽視されがちですが、効果を理解してきちんと施策の中に取り入れていくことが重要です。

外部対策の重要性や自社サイトにあった施策を理解して、より効率的にSEO対策をおこなっていきましょう!

SEO外部対策とは?

SEO外部対策とは、一言でいうと、Webサイトの外部からの評価を高めること。コンテンツ内部の改善ではなく、外部からの評価を上げる施策のことを言います。

Googleは、外部のサイトでも多く引用されているWebサイト、つまり被リンクが多いWebサイトを「評価が高いコンテンツ」として認識します。

被リンクが多いことで、Googleのクローラー(Webサイト内を巡回しているロボット)からも見つけてもらいやすくなるのです。

  • 内部対策・コンテンツSEOとの違い

SEO対策は、大きく分けて3つあります。

・内部対策:Webサイト内を整える

・外部対策:Webサイト外部からの評価を上げる

・コンテンツSEO:コンテンツの質を高める

内部対策・コンテンツSEOは、コンテンツ内部に対しておこなうのに対し、外部対策はWebサイトの外側に対しておこないます。

「コンテンツ内部を整えることは自分たちでできるけど、外部からの評価については自分たちでどうにかできるものなの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

結論からいうと、可能です。外部からの評価を高めるための具体的な施策もあります。

しかし、外部対策をおこなうには、ユーザーニーズを満たした質の高いコンテンツがあることが大前提です。そうでなければ、いくら外部対策をおこなったとしても逆効果になるでしょう。

「SEOの基本は、質の高いコンテンツを作成し、ユーザーニーズに応えること」を念頭におきながら、その上で、競合と差をつけるための外部対策として捉えておくと良いでしょう。

  • 「被リンク獲得」と「サイテーション」

では、実際に外部対策とはどのようなものなのか?

大きく分けると、「被リンク獲得」と「サイテーション」の2つがあります。

被リンク獲得:外部のWebサイトに自社のWebサイトのリンクを貼ってもらうこと

サイテーション:ネット上で、企業名や店舗名、サイト名などが言及されること

明確な違いは、被リンク獲得はリンクが貼られることに対し、サイテーションは貼られないことです。

そのため、難易度としては被リンク獲得のほうが高いでしょう。しかし、リンクが貼られることでGoogleのクローラーからも見つけてもらいやすくなるので、SEO効果も高いです。

Googleも被リンクのSEO効果については公表していますが、サイテーションについては検索順位に影響するのか明言していません。

よって、より重要度が高く、効率的なのは被リンク対策と言えるでしょう。

SEO外部対策は2022年においても重要?

冒頭でもお伝えした通り、近年ではSEO対策はコンテンツの質を高めることにフォーカスされるようになっています。

そのため、「外部対策よりも内部を優先すべきなんじゃない?」「外部対策に本気で取り組んでも、意味あるの?」と思う方も多いでしょう。

結論からいうと、外部対策にも意味はありますし、2022年においても大きな効果を期待できます。

なぜなら、「Googleの掲げる10の約束」で「ウェブ上の民主主義は機能する」と明記されているから。

被リンクとは、まさに選挙でいう投票のようなものです。ネット上で高い評価を集めたものが、より多くの被リンクを獲得します。そのため、被リンクはGoogleの検索順位に大きな影響を与えます。

また、競合との差別化をはかるのに効果的というメリットもあります。コンテンツによっては、内部対策が難しかったり、差別化が難しかったりすることもあるでしょう。

また競合が多いキーワードになればなるほど、ライバルが内部対策をしっかりと行っているので、外部対策で差をつけることが重要です。

他にも、内部対策に割けるリソースがなかったり、規則上これ以上コンテンツ改善が難しかったりする場合、外部対策は非常に有効です。

被リンク獲得のポイント

ここまでお伝えしてきた通り、SEO外部対策は2022年においても重要で、なおかつ重視すべきなのは被リンク獲得でした。

ここでは、被リンク獲得においての重要なポイントをまとめました。

ポイント①被リンクは、ナチュラルリンクであること

ポイント②被リンクの数よりも、ドメイン数が重要

以下でそれぞれ解説していきます。

  • ナチュラルリンクであること

ナチュラルリンクとは、外部のサイトから自然に拡散され、違和感のない形で貼られたリンクのこと。

ユーザーにとって有益なコンテンツは自然に拡散されやすくなります。このように増えた被リンク(ナチュラルリンク)は、Googleからも高く評価され、検索順位にも大きく影響します。

反対に、自然でない被リンクは「人工リンク」とも言い、Googleからペナルティを受ける場合もあるのです。人工リンクとは、自作自演で増やしたものであったり、全く関連性のないサイトからの被リンクであったりするもの。

つまり、「とても良い記事だから他の人にも知って欲しい」といって拡散されている形が、一番理想的な被リンク(ナチュラルリンク)獲得方法なのです。

  • 被リンクのドメイン数が重要

ならば、「被リンク(ナチュラルリンク)の数をとにかく増やせばよい」と思った方もいるでしょう。もちろん間違いではありませんが、ここで注意しておきたいのは、「数」よりも「ドメイン数」です。

たとえば、同じWebサイトから100本リンクされた場合、被リンク数は「100」、ドメイン数は「1」。

一方で、違う100のサイトからそれぞれ1本ずつリンクされた場合、被リンク数は「100」と同じですが、ドメイン数は「100」になります。

どちらのパターンのほうが、Googleからの評価が高いでしょうか?

なんとなくお分かりかもしれませんが、後者のほうが高く評価されます。

つまり、ただ「被リンク」を集めるのではなく、より多くのWebサイトからの「被リンク」を集めることが重要だということです。

【施策一覧】被リンクを獲得する方法

それでは、実際に被リンクを獲得する具体的な方法を紹介していきます。

方法は、大きく分けて3つあります。

・営業

・記事制作

・SNS活用

それぞれ具体的な施策を一覧表にしたので、参考にしてみてください。

  • 営業による被リンクの獲得方法

「被リンク獲得のために営業なんてするの⁉」と少し意外に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、アメリカでは一般的におこなわれている施策です。

もちろん、リンクを売買するのは規則違反になるので、あくまでも営業をしてリンクを貼ってもらいます。

営業による被リンク獲得方法には、以下2つの施策があります。

直接営業自社Webサイトと関連性の高いWebサイトや企業に、「被リンクをはってください」と直接営業する方法。
リプレイスを狙う営業外部Webサイトのリンク切れページを見つけて、それを指摘するかわりに自社Webサイトのリンクを貼ってもらうよう依頼する方法。
  • コンテンツ制作による被リンク獲得方法

一見すると、「コンテンツSEOなのでは?」と思うかもしれません。明確な違いは、被リンク獲得を狙ってコンテンツ制作をする点です。

ユーザーや他社に「シェアしたい!」「うちでも紹介したい!」と思わせることができたら、被リンク獲得に繋がります。

「ユーザーや関連性の高いメディアから評価されるようなコンテンツとは何か?」を逆算しておこなっていきましょう。

ここで重要なのは、一次情報であること。情報を集めたまとめサイトや調べたらいくらでも出てくるようなコンテンツは、引用する必要性を感じません。

「そこでしか得られない情報」「オリジナル性があるコンテンツ」「信頼性の高い情報」など、とってかわるものがないコンテンツは、必然的に引用されやすくなります。

具体的には以下5つの施策があります。

取材記事を作成するインタビューや取材に基づく一次情報を盛り込んだ記事を作成することで、引用・シェアされやすくなる。
自社クライアントの事例紹介・インタビュー記事を作成するクライアントのWebサイトでの相互リンクが狙える。
調査データをまとめた記事コンテンツを作成する独自の調査、競合にとってニーズの高い調査を実施しデータをまとめることで、長期的に引用されやすくなる。
著名メディアにコンタクトをとって寄稿記事を作成する自社サイトと関連性がある著名なメディアに記事を寄稿しリンクを掲載してもらうことで、良質な被リンク獲得が狙える。
トレンド記事を作成する話題性の高いテーマや速報ニュースを記事にすることで爆発的に被リンク獲得を狙える。
プレスリリースを作成する関心度の高い自社ニュースをプレスリリースに出すことで、被リンク獲得の他、認知の拡大が狙える。
表や図などのビジュアルコンテンツを作成する情報を簡潔にまとめた表やグラフなどは多くの人から必要とされるので、引用されやすくなる。
良質なダウンロード資料を作成するユーザーにとって役に立ち重宝されそうな資料を作って無料で配布することで、ブックマークされ被リンク獲得につながる。
  • SNSを活用した被リンク獲得方法

SNSを活用することで、自社コンテンツの認知・拡大を促し、被リンク獲得につなげる方法です。SNS拡散はサイテーションの一部ですが、被リンク獲得のためにも効果的。

なぜなら、SNSで拡散されることで、サイト運用者やライターの目にとまりやすくなり、引用される可能性も高くなるから。

従来より、Twitter、FacebookはWebサイトの拡散に有効な手段でした。関連性の高いアカウントや、著名な人にシェアされることで多くの人に届けることができます。

最近では、Instagramのストーリーでもリンクを自由に貼れるようになったので、より可能性も広がりました。

また、SNSでシェアされやすいようなコンテンツ構造にすることも重要です。

具体的な施策には以下のようなものがあります。

自社SNSで発信SNSでは魅力的なコンテンツであれば、すぐに拡散される。露出を増やすことで被リンク獲得にも効果的。
SNS共有ボタンの設置サイト内の適切な位置にSNSボタンを設置することで、ユーザーにシェアしてもらいやすくする。
OGP設定をおこなうSNS上でコンテンツがシェアされた際に表示されるタイトルやサムネイルなどを整えることで、より拡散力を強めることができる。

【重要】外部施策において注意すべきこと

SEO外部対策において絶対に注意すべきことについてお伝えします。

これまで、「外部対策=被リンク獲得」とお伝えしてきましたが、被リンクの中にはGoogleからペナルティを科されるものや、無効なものもあります。

  • ペナルティ対象となる被リンク

###ペナルティ対象となる被リンク

Googleからペナルティ対象になる被リンクには以下のようなものがあります。

・過剰な相互リンク:関連性の低い相互リンクを大量に貼ること

・コピーコンテンツ:画像を差し替えただけのもの

・リンク集:リンクをただ羅列しただけのコンテンツ

・キーワードだけを詰め込んだコンテンツ:不自然なほどにキーワードが埋め込まれたもの

・自動生成されたコンテンツ:自動生成された意味をもたないコンテンツ

・隠しテキストや隠しリンクを含むコンテンツ:意図的にユーザーに見えないようにリンクを貼ったコンテンツ

このように、ナチュラルリンクではなく、被リンク獲得のために意図的につくられたものは基本的にペナルティの対象となります。

これらを売買することで利益を得ようとする悪徳業者も存在するので、気をつけておきましょう。

  • 無効な被リンクがある

有効な被リンクと無効な被リンクがあることを知っておきましょう。無効な被リンクはクローラー(記事内を巡回するロボット)をブロックしてしまい、正しく検知されません。

リンクをクリックしたら、「404 File not Found」と表示され目的のページが開けなかった経験はありませんか?これこそが、無効なリンクです。

直接SEOに影響するわけではありませんが、ユーザーにとっては不便ですし、結果的にサイトにマイナス評価を与えるので、定期的にチェックするようにしておきましょう。

  • 低品質やリンクは削除しよう

被リンクによるマイナス評価を避けるために、ペナルティ対象となるリンク、無効なリンク、低品質なリンクは削除しておきましょう。

自社Webサイトが受けている被リンクを定期的にチェックし、見つかった場合はリンク元に削除を依頼するか、リンクの否認をすることが可能です。

被リンクをチェックするには、「Google Search Console」を使うとよいでしょう。

まとめ

SEO外部対策においては、被リンク対策が重要でした。

この記事のポイントをまとめると、

・外部対策とはWebサイトの外部からの評価を高めること

・外部対策をすることで、競合と差別化をはかることができる

・被リンクは「質」と「ドメイン数」が重要

・被リンク獲得方法には、「営業」「コンテンツ制作」「SNS拡散」の3つがある

・ペナルティとなる被リンクは削除する

でした。

繰り返しお伝えしますが、SEO対策において1番重要なのは、「ユーザーにとって役に立つ質の高いコンテンツ制作」です。

後回しにされがちな外部対策ですが、着実に施策をおこなうことで、競合との差別化に繋がります。自社Webサイトにとって有効な施策を選択し、内部対策、コンテンツSEOと並行しておこなっていきましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

【2022年完全版】SEO対策とは?初心者でも10分でわかる基本の対策方法7選

「SEO対策についていろいろ調べたけど、専門用語が多すぎて何が何だかわからない!」

この記事は、このようにお困りの方に向けて書きました。

SEO対策という言葉を聞いたことはあるものの、「具体的に何をすればいいの?」「仕組みがさっぱりわからない」とお悩みのWebサイト運営者の方も多いと思います。

そこでこの記事では、初心者の方でもたった15分で理解できるSEO対策についてまとめました。

・そもそもSEOとは?

・SEO対策のメリット・デメリット

・SEO対策の4つの基礎知識

・基本的なSEO対策7選

専門用語を極力使わずに、初心者の方でも理解しやすいように解説しているので、「SEO対策についての基礎情報が知りたい」という方はぜひ参考にしてみてください。

SEO対策とは

Webサイト運営者の最大の目的は、サイトからの問い合わせや商品購入を増やすことだと思います。どんなに見た目がかっこいいサイトを作ったとしても、流入数や問い合わせが0だったら、サイトがある意味がないですよね。

Webサイトへの流入数を増やすための方法の1つに「SEO対策」があります。SEO対策とは、簡単にいうとGoogleなどの検索エンジンからユーザーにサイトを見つけてもらいやすくする施策のことです。

たとえば、あなたがGoogleで「SEO対策とは」と検索したとしましょう。1ページ目の1番上に出てくる記事と、2ページ目に出てくる記事では、どちらを読みたいと思いますか?

多くの方が1ページ目の1番~3番目あたりの記事をクリックすると思います。

このように、Googleなどの検索エンジンで上位表示されればされるほど、ユーザーに見つけてもらいやすくなるということです。

では、どうしたら自社のWebサイトが上位表示されるようになるのでしょうか?

その方法をこの記事ではご紹介していきます。

SEO対策のメリット

はっきり言うと、SEO対策の難易度は高いです。しかも、参入者が増える中で年々その難易度は上がっています。

では、なぜ多くのWebサイト運営者がSEO対策に本気で取り組むのでしょうか?

それは、それだけ魅力的な点が多いからです。

SEO対策に取り組む前に、SEO対策をするメリットをきちんと把握しておきましょう。

  • 少ない費用で圧倒的な集客力を期待できる

SEO対策で上位表示されるようになると、そこから大きな集客を期待できますし、広告費も抑えることができます。

実際に、一般的な広告よりも、SEOで上位表示された記事内のクリック率のほうが高い傾向にあります。相手から一方的に流れてくる広告と、自分で検索して辿り着くWebサイトとでは、もともとの「関心度」が異なるからです。

たとえば、YouTubeを見ていると広告が流れてきますよね。脱毛はもう終えているのに、サロン脱毛の広告が永遠と流れてきたとしましょう。このような場合、広告はクリックしないはずです。

しかし、自分で「脱毛サロン おすすめ」と調べている人はどうでしょうか。もともとの関心度が高いので申し込みにも繋がりやすいです。そのため、広告よりもSEOで上位表示されるWebサイトのほうが、申し込み数や反応が大きくなるのです。

結果、SEO対策は少ない費用で広告よりも高い集客力を期待できます。

資産となり長期にわたって効果が見込める

Webサイトは一生の財産になります。

たとえば、品質の高いコンテンツを作って、SEOで上位表示されるWebサイトを作ったとしましょう。そのサイトからは、毎月一定数の売り上げや流入が見込めます。

さらに、情報を新しいものに更新したりきちんと管理したりしていくことで、その効果は半永久的に続くでしょう。

コンテンツ制作やWebサイトの構築に多少の費用や時間、労力をかけたとしても、サイトは資産として残り続けるのです。

ブランディングに繋がる

検索ユーザーの目に触れる機会が増えれば、当然自社のブランディングにも繋がります。

たとえば、企業でSEO対策を任されているあなたが「SEO対策とは」「SEO対策 費用」「SEO対策 初心者」などといろいろ検索をするとしましょう。

そこで、頻繁に出てくる企業のWebサイトがあれば、「SEO対策といえば○○だ!」と印象に残ります。

これこそが、ブランディングです。良質なコンテンツを発信しているのであれば、その企業の信頼性も向上し、イメージアップにもなります。

SEO対策のデメリット

一方で、SEO対策にはデメリットもあります。

さきほど、SEO対策の難易度は高く、参入者も増えて年々難しくなっているとお伝えしました。

では、どうしてSEO対策は難しいのか、つまづいてしまう人が多いのでしょうか。その点を理解するためにも、以下2つのデメリットを理解しておきましょう。

  • 効果が出るまでに手間と時間がかかる

SEO対策は、効果が出るまでに手間と時間がかかります。ここで言う効果とは、Webサイトの検索順位の上昇・下落に加え、検索からの流入数の増加・減少といったものです。

質の高いコンテンツを制作しようとすると、ある程度の手間と時間がかかってしまいます。かと言って質の高いコンテンツが1つ2つあったとしても、Webサイト全体の評価を上げるためにはボリューム(記事数)も必要です。

また、良いコンテンツを作ったとしてもすぐにそれがGoogleに評価されるわけではありません。いきなり検索順位が上がることも、いきなり下がることもあります。

こうした変動を見ながら改善をおこなっていく必要があるため、Webサイトからの十分な効果を実感できるまで、手間と時間がかかることは把握しておきましょう。

  • Googleの定期的なアップデートに伴って改善が必要

Googleは、Webサイトを評価するアルゴリズムを定期的にアップデートしています。このアップデートに伴って、今まで上位表示されていた記事がいきなり圏外になるという事も実際にありました。

特に、コアアップデートと呼ばれる大規模なアップデートが実施されると、順位が大きく変動します。

「せっかく頑張ったのにまた1からやり直しか…」と思ったかもしれません。

しかし、基本的にユーザーにとって良質なコンテンツを作っていれば、そこまで心配する必要はありません。

なぜなら、Googleは検索エンジンとしてユーザーから選ばれ続けるために、日々アップデートをおこなっているからです。Googleも「ユーザーにとって役に立つ情報を提供する」ことを1番に考えているため、有益なコンテンツであれば評価され続けます。

常にSEOの最新情報にアンテナを貼り、ユーザーにとって役に立つ情報発信をしていくことが何よりも重要です。

SEOで検索順位が決まる仕組み

SEO対策を始める前に、SEOで検索順位が決まる仕組みを理解しておきましょう。

スポーツをするとき、まず始めにルールを学びますよね。SEO対策もスポーツと一緒で、まずはルール(仕組み)を理解しておかなければなりません。

ここではSEOのルールである、検索順位が決まる仕組みを説明していきます。

  • Googleの検索アルゴリズム

Googleの検索順位は、誰がどのように決めているのでしょうか?それは、もちろんGoogleです。つまり、「SEO対策とはGoogleの検索アルゴリズムを理解すること」と言うこともできます。

Google以外の検索エンジン(Yahoo!JAPANなど)は考慮しなくても大丈夫なの?と思ったかもしれません。

実は、検索エンジンの国内シェア率は、1位がGoogleで75.48%、2位がYahoo!JAPANで20.02%となっています。さらに、Yahoo!JAPANの検索エンジンの仕組みはGoogleと同様です。(出典:日本における検索エンジン市場シェア | statcounter

つまり、Googleの検索アルゴリズムを理解することは、事実上、国内検索エンジンの95%以上の検索アルゴリズムを理解するということになります。従って、SEO対策ではGoogleのアルゴリズムに則っておこなっていけばOKです。

  • クロールとインデックス

SEO対策は、Googleの検索アルゴリズムをマスターすれば良いということはわかりました。では、検索順位はどのような流れで決まっていくのでしょうか?

その流れの中で、「クローラーとインデックス」が登場します。

クローラーとは、検索エンジンのロボットのことです。クローラーが世界中のWebページを巡回し、ページ情報を取得します。ちなみに、このことを「クロール」と呼びます。

インデックスとは、Google検索エンジンのデータベースに、クローラーが集めたページ情報が登録されることです。

つまり、SEOで検索順位が決まる流れは、

①クロール:Googleの検索エンジンロボットであるクローラーが、Webページを回って情報収集する

②インデックス:WebページがGoogleのデータベースに登録される

③検索結果の表示:Googleのアルゴリズムに従ってWebサイトが評価され、総合評価が高いWebページから検索結果に表示される

このようになっています。

これだけ抑えておけば大丈夫!SEO対策の4つの基礎知識

では、実際にSEO対策に取り組むには、何から始めていけば良いのでしょうか?

先ほどから繰り返し、SEO対策においては「ユーザーにとって役に立つコンテンツを提供すること」「Googleの検索アルゴリズムを理解すること」が重要とお伝えしてきました。

ユーザーにとって有益なコンテンツを作ることを大前提として、SEO対策では効果的に順位を上げていくポイントがいくつかあります。

ここでは、SEO対策をする上で、初心者の方がまず初めに抑えておきたい基礎知識を紹介します。

4つの基礎知識

●Googleが掲げる10の事実

●E-A-T(専門性・権威性・信頼性)

●YMYL(YourMoneyorYourLife)

●過剰なSEO対策による不正行為

  • Googleが掲げる10の事実

先ほどもお伝えしたように、SEO対策とは「Googleの検索アルゴリズムを理解すること」なので、Googleのことを理解しておくことが重要です。そこで、Googleが正式に発表している「Googleが掲げる10の事実」をまずは抑えておきましょう。

”1.ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

2.1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

3.遅いより速いほうがいい。

4.ウェブ上の民主主義は機能する。

5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

6.悪事を働かなくてもお金は稼げる。

7.世の中にはまだまだ情報があふれている。

8.情報のニーズはすべての国境を越える。

9.スーツがなくても真剣に仕事はできる。

10.「すばらしい」では足りない。

引用元:Google について|Google が掲げる 10 の事実 – About Google

特にSEO対策において重要なのは、1番目~4番目です。

1番目はユーザーファーストを意識すること、2番目はコンテンツの質を高めること、3番目はユーザーが知りたい情報を早くキャッチできること、4番目はリンクが集まりやすいコンテンツにすることを意味しています。

それぞれの具体的な方法は、後半の基本的なSEO対策8選で紹介していきますので、そちらを参考にしてみてくださいね。

  • E-A-T(専門性・権威性・信頼性)

Googleは、「Googleが掲げる10の事実」の他にも、Webサイト運営者向けに「ウェブマスター向けガイドライン」や「Google 品質評価ガイドライン」を公開しています。

その中にある重要な項目の1つに、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)があります。SEO対策では、この3つを意識することも重要だと説かれています。

”3.2 専門知識、権威性、および信頼性(E-A-T)

有益な目的を持つ他のすべてのページでは、専門知識、権威性、信頼性(E-A-T)の量が非常に重要です。

※引用元:General Guidelines”

ここで注意しておきたいのは、E-A-TとはあくまでもWebページの品質を評価するための指針や要素であって、特定のスコアがあるわけではないことです。

具体的に以下のようにチェックしていきます。

●専門性

テーマが統一されているか

検索ニーズが満たされているか

新しい情報を得られるか

専門情報が網羅されているか

●権威性

客観的に見て第三者からの評価が高いか

社会的認知度や評判は高いか

幅広くWebサイトやSNSで紹介されているか

●信頼性

オリジナル性が高く、コピーや模倣されたものではないか

Webサイトは、SSL化(暗号化)されているか

運営者情報や企業情報・利用規約などが明確に開示・記載されているか

E-A-Tの中でも、昨今では特に専門性を意識したコンテンツ作りが重要視されるようになってきました。専門性の高いWebサイトを作り続けることによって、結果的に後から信頼性や権威性も上がっていきます。

  • YMYL(Your Money or Your Life)

YMYL(Your Money or Your Life)とは、「人々の将来の幸福、健康、経済、安全に影響を与えるテーマ」のことです。

Googleの品質評価ガイドラインでは、YMYLについて次のように定義しています。

”ウェブページやトピックの中には人々の将来の幸福、健康、経済的な安定、安全などに影響を与える可能性のあるものがあります。

我々(Google)はこのようなページを「Your Money or Your Life」ページ(YMYL)と呼んでいます。

引用:Googleの品質評価ガイドライン”

Googleは、下記のようなテーマをYMYLの対象としています。

・ニュース、時事問題

・公民、政府、法律

・金融

・ショッピング

・健康と安全

・人々のグループ(人種・宗教・国籍など)

・その他(フィットネス、不動産、栄養、大学選び、就職等)

これらのテーマは人々に与える影響が大きいため、情報の正確性や信頼性を守るための厳しい基準が設けられているようです。

2018年以降、さらにYMYL(YourMoneyorYourLife)に対する関心が高まったことから、今後もアップデートでさらなる評価基準の変化が起きるかもしれません。

  • 過剰なSEO対策による不正行為

Googleは、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に違反する行為は不正行為として厳しく取り締まっています。

不正行為とは、たとえば以下のような行為です。

・隠しテキストや隠しリンク(特定のテキスト・リンクをユーザーに見せずに検索エンジンにだけ認識させる行為)

・キーワードスタッフィング(SEO対策のためにキーワードを不自然に詰め込む行為)

・リンクファーム(Webサイト間で関連性のないリンクを大量に貼る行為)

これらは、いずれもユーザーに不利益をもたらすため、Googleから不正、偽装行為と見なされペナルティを科せられます。

つまり、過剰なSEO対策や誤ったSEO対策をしてしまうと、Googleから不正行為として忠告を受ける場合もあるのです。そうならないために、Googleのウェヴマスター向けガイドラインの内容をしっかりと把握しておきましょう。

SEO対策は主に3種類ある!

SEO対策は、大きく分けて3種類あります。

●内部施策:Webサイト内のコンテンツを対象として行う施策

●外部施策:関連度の高いページリンクを貼ることで検索順位を上げる施策

●コンテンツSEO:コンテンツの質を高めるために行う施策

以下で詳しく説明していきます。

  • 内部対策

内部施策とは、Webサイト内のコンテンツを対象として行う施策のことです。GoogleにWebサイトを正しく認識させ、検索インデックスに登録されることを目的として行います。

具体的には、

・タイトルの修正

・見出しタグの設定(ページの構成や構造を整える)

・リンク構造(Webサイト構造)の単純化

・Webサイトのモバイルフレンドリー(スマホからでも見やすいようにする)

などがあります。

内部施策では、ユーザーとGoogleのクローラー両方から分かりやすく認識してもらいやすいWebサイトを作ることが重要です。いくらユーザーにとって役にたつコンテンツでも、Googleクローラーに見つけてもらえなかったら意味がありません。

「コンテンツの質を向上させる」ことを念頭に、ユーザーとクローラー両者にとって優しいコンテンツ作りを行っていきましょう。

  • コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、簡単に言うとコンテンツの質を高める施策のことで、近年重要視されています。キーワード選定をし直したり、ユーザーニーズを再検討してそれに応えるコンテンツ作成をしたりすることです。

ユーザーに役にたつ、高品質なコンテンツを作って上位表示を狙う対策になります。

具体的には以下のような施策があります。

・ユーザーの検索意図(ニーズ)を分析する

・キーワードや共起語の選定

・ペルソナの設定

これらを実施して、コンテンツ制作に取り組みます。

また、コンテンツを公開した後も、効果測定をおこないながらリライト(修正)をおこなっていく必要があります。検索順位を指標にして、内容の改善を繰り返しおこなうことが、SEO効果を最大化させます。

  • 外部対策

外部施策とは、順位を上げたいWebページに対して関連度の高いページリンクを貼ることで、検索エンジンからの評価を向上させるSEO対策のことです。

別名で、「被リンク追加」とも呼ばれ、外部のページやWebサイトに自社ページのリンクを貼ってもらうことを言います。

この被リンクが増えると、Googleから「ユーザーからの指示を集めているWebサイト」と認識され、検索順位が上がるのです。

たとえば、コンテンツの質がほぼ同等の2つの記事があったとしましょう。その際は、被リンクの数が多いほうがより高く評価される傾向にあります。

具体的には、以下のような施策があります。

・権威性が高い影響力のあるWebサイトからの被リンクを増やす

・同業種のWebサイトからの被リンクを増やす

・Twitterや FacebookなどのSNSを活用する

・知人を通じて、自然な口コミでWebサイトを広めていく

無理に被リンクを増やそうと、関連性の低い被リンクや自作の被リンクを作ってしまうと、Googleから不正行為としてみなされる可能性があります。

あくまでも、内部施策をきちんとおこなったうえで、自然発生的に被リンクを増やしていくことが理想的です。

基本的なSEO対策7選

ここでは、初心者でも取り組みやすい基本的なSEO対策7選をお伝えします。

●キーワード選定をおこなう

●検索ニーズにあったタイトル・見出し構成を作る

●内部リンクを設定して、わかりやすいWebサイト構造にする

●信頼性の高いコンテンツ制作をする

●一次情報を取り扱ってオリジナル性を高める

●ページスピードを速くする

●スマホからでも見やすくする

  • キーワード選定をおこなう

まずは、Webサイトの目的にあったキーワード選定を行いましょう。つまりは、「どのキーワードで上位表示を狙うのか?」ということです。

キーワードが目的からずれてしまうと、ターゲットとなるお客様を集客できなかったり、せっかくSEO対策ができていても問い合わせに繋がらなかったりします。

たとえば、就活生をメインターゲットにしたブログを運営するとします。その際に、まずは就活生が検索しそうなワードをイメージします。仮に「就活」をメインキーワードに設定したとすると、それに関連するワードを調べていきます。

関連キーワードの調べ方としては、キーワードプランナーやラッコキーワード、サジェスト機能、他の人はこちらも検索、Googleトレンドなどがあります。キーワードプランナーでは、検索数も調べることが可能です。

この際、あまりにも検索数が少ないものは避けましょう。SEO対策をしても、そもそも検索される可能性が低いからです。

かと言って、検索ボリュームだけで判断するのもおすすめしません。「Webサイトの目的に繋がりそうか?」「競合/上位サイトと比較して勝ち目はありそうか?」という2軸で判断していくと良いでしょう。

  • 検索ニーズにあったタイトル・見出し構成を作る

キーワード選定をした後は、実際にコンテンツ制作に取り掛かります。その際に注意すべきことは、検索ニーズにあったタイトルと見出し構成を作ることです。

たとえば、キーワードを「就活 面接」と定めてコンテンツ制作をおこなっていくとします。その際、まずはそのキーワードで上位表示されているWebサイトから、検索ニーズを洗い出します。

「就活 面接」の場合、以下のような検索ニーズが汲み取れました。

・面接の流れが知りたい

・面接でよく聞かれる質問が知りたい

・面接のマナーが知りたい

・面接までに準備しておくべきことを知りたい

これらのニーズを満たすような内容を自社コンテンツの中に盛り込みます。

具体的に意識するポイントは、

・タイトルの中には、必ずキーワードを入れる

・見出し構成の中には、できるだけキーワードと関連キーワードを入れる

・検索ニーズに沿って、問題解決できるような見出し構成にする

です。

検索ニーズに合ったタイトルと見出し構成を作ることで、必然的にユーザーにとって質の高いコンテンツ制作ができるようになります。その際に、Googleからも評価されやすいように、キーワードや関連キーワードを不自然にならないように沢山使うことが重要です。

  • 内部リンクを設定して、わかりやすいWebサイト構造にする

内部リンクとは、同じWebサイト内のページをつなぐリンクのことです。

あなたは、必要な情報を求めてたくさんのページを開いてWebサイトを渡り歩いた経験はありませんか?このようなサイトはユーザーにとっても、Googleにとってもわかりにくいサイトです。

これを防ぐために、まずはWebサイト構造をシンプルにする必要があります。また、内部リンクをわかりやすく設定することで、Googleクローラーにも見つけてもらいやすくなるだけでなく、リンク元とリンク先の両ページの品質を高めることができるのです。

内部リンクを設定する際には、以下の点に注意しましょう。

・関連性の高い、より専門的なページへリンクする

・リンク先のページ内容が伝わるように表示・誘導する

・Webサイトの専門性を高める

  • 信頼性の高いコンテンツ制作をする

先ほど紹介したE-A-T(専門性・権威性・信頼性)の中でも、特に最近では信頼性の高いコンテンツが評価されているとお伝えしました。

これは、ユーザーのことを考えると、当然のことです。

あなたは、情報収集したり何か商品を購入したりする際に、

専門家と素人、どちらの情報を参考にしますか?

運営元のわからないWebサイトから商品を購入しますか?

権威性の低い情報源を、積極的に参考にしたと思いますか?

答えは、Noだと思います。また、ユーザーだけでなく検索エンジンも同様です。

そのため、検索エンジンにも「信頼性の高いコンテンツ」と認めてもらえるように、コンテンツの信頼性を明示することが必要です。

具体的には、

・企業の公式Webサイトや公共機関サイトから情報を引用する

・第一人者の発言・著名な書籍といった権威性の高いものから引用する

・事実を証明するために、具体的に調査した独自のデータや外部のデータを引用する

・Webサイトの運営会社情報を明記する

などの方法があります。

  • 一次情報を取り扱ってオリジナル性を高める

コンテンツ制作の際には、できるだけ一次情報を取り扱って「このWebサイトでしか得られない情報」を提供することを意識しましょう。

他のWebサイトからの引用が多かったり、ありきたりな情報ばかり載せていたりする記事は、低品質とみなされ評価が低くなります。

たとえば、「就活 面接」というキーワードでオリジナル性の高いコンテンツとはどのようなものでしょうか?

・面接で聞かれた質問を独自に調べたデータが載っている

・実際に面接官にインタビューした情報を元に書いている

・実際に就活生が体験した面接エピソードが含まれている

このような一次情報はオリジナル性が高く、真似をしようとしてもすぐにできるものではありません。つまり、一次情報を入れることで、オリジナル性がうまれコンテンツの評価も高まるのです。

  • ページスピードを速くする

クリックをしてすぐに表示されるページと、なかなか読み込みに時間がかかるページでは、どちらのほうが読みたいと思いますか?

間違いなく、前者だと思います。このように、ページスピードを改善して速くすることもSEO対策においては重要です。

やり方としては以下の流れで行います。

①Google PageSpeed Insightsに登録する(無料)

②調べたいWebページのURLを入力し、分析ボタンをクリック

③「速度」や「ユーザーエクスペリエンス」を確認する

④パソコンタブに切り替え、「提案の概要」を確認する

⑤表示された「修正が必要」「修正を考慮」「合格項目」に沿って対策を考える

⑤の表示内容によって対策を考えます。

以下は具体的な対策の例です。

・Webサイトにアップする前に画像を圧縮する

・CSS、HTML、JavaScriptを縮小する

・サーバーの応答時間を短縮する

・表示可能コンテンツの優先順位を決定する

  • スマホからでも見やすくする

最近では、スマホやタブレットが普及し、検索ワードによってはパソコンからよりもスマホからの閲覧者のほうが多いケースも珍しくありません。

そのため、スマホからでも見やすいようにWebサイトを構築することも重要になってきました。

対策としては、レスポンシブデザインにすることです。レスポンシブデザインとは、閲覧端末によって最適なページレイアウトに切り替わることを意味します。

また、スマホからでも読みやすいテキストにしたり、横方向のスクロールを使用しないなど、工夫することでユーザーの満足度も向上します。

Webページを更新した際には、必ずスマホからのチェックも怠らないようにしましょう。

まとめ

この記事では、SEO対策初心者の方に向けて、SEOの仕組みから具体的な対策方法までお伝えしました。

SEO対策をするうえでのポイントは、

・SEO対策には手間と時間がかかるが、長期的に見てメリットが多い

・Googleの検索アルゴリズムを理解する

・コンテンツの専門性を意識してコンテンツ制作を行う

・不正行為とならないように、Googleウェヴマスター向けガイドラインに従ってSEO対策を行う

でした。

SEO対策については様々な情報がありますが、実際のところ正解はGoogleにしかわかりません。しかし、「ユーザーにとって役に立つコンテンツを提供する」ことを根底に日々改善に努めていれば、必然とユーザーにもGoogleにも評価の高いWebサイトになります。

この記事があなたのお役にたっていれば幸いです。最後までお読み頂き、ありがとうございました。