副業

稼げるライターと稼げないライターの違いとは?月20万以上稼ぐためにやったこと

「Webライターって稼げるのかな?」

「Webライターを始めてみたけど、思うように稼げない」

「Webライターの収入が伸び悩んでいる」

このようにお困りのあなたに、この記事ではWebライターとして活動して3ヶ月で月収20万円を達成した筆者が実践してきた方法についてお伝えします。

「初心者は低単価案件から始めて、実績を積み重ねよう」とよく言われがちですが、筆者はそれについてはあまりおすすめしません。

低単価案件からスタートするのは簡単ですが、時間と体力ばかりが消耗され、なかなか低単価案件から抜け出せないからです。

ここで紹介する方法は、「初心者こそ、まずは武器となるスキルを身につけて高単価案件にチャレンジしよう」という方法です。

現在はディレクターとしてライターを採用する立場でもある筆者が、「稼げるライター」と「稼げないライター」の違いについて徹底解説していきます。

Webライターとして稼ぎたい人には、必見の内容です。

Webライターは稼げる?実態調査

「そもそもWebライターって稼げるの?」

「Webライターって下請けのイメージが強くて、あまり稼げないイメージ」

このような言葉を聞くことも多いです。

結論から言って、Webライターは稼げます。ただ、満足いくほど稼げていない人も当然たくさんいます。

正直、Webライターは収入の格差が激しいのが現実です。

株式会社ビズヒッツがWebライター経験者461人を対象におこなった「WEBライティングに関する意識調査」では、本業ライターの収入と副業ライターの収入が以下のようにわかりました。

出典:WEBライティングに関する意識調査

副業ライターの収入で多かったのは、月5,000円以下〜2万円の層でした。

最高副業収入は15万円で、副業にしてはとても良いことがわかります。

出典:WEBライティングに関する意識調査

一方で副業ライターの収入は、5,000円以下〜3万円がボリュームゾーンになります。なかには月50万円以上稼ぐ人もいたようです。

この結果を見ると、稼げていない人もいる一方で、少数ですが月に20万円以上本業で稼げている人もいることがわかります。

このように、Webライターの収入格差は大きいことから、「Webライターは稼げない」と噂される一方で、実はしっかり稼いでいる人も存在するのです。

稼げるライターと稼げないライターがいる理由

ではなぜ、Webライターの収入格差が激しいのでしょうか?

現役でWebライター兼ディレクターとして働く筆者の観点から、理由を2つ解説します。

  • 未経験・スキル0で始める人が大半だから

理由の1つ目は、「未経験・スキル0で始める人が大半だから」ということです。

Webライターは参入障壁が低いため、Webライター全体のレベルが低くなっている傾向にあります。

実際に「自分にもできそう」という理由でWebライターを始める人は多くいます。

Webライターは、特別なスキルや資格なしに始められます。またパソコン1つで誰でもスタートでき、Webデザイナーやプログラマーのように特別なソフトも必要ないため、初期投資も少なくすみます。

しかし、「初心者はまずはクラウドソーシングで実績作りから」と言われるように、まずは「未経験OK」の低単価な案件からスタートします。

クラウドソーシングで「未経験OK」の案件のほとんどが文字単価0.1円〜1円未満の低単価案件です。このような案件は、一生懸命やって5000文字書いたとしても、文字単価0.1円だったら500円の報酬にしかなりません。

時給に換算すると、1000円以下になるのはよくあることです。もちろん、継続していけば単価UPや作業スピードの向上で時給も上がっていきますが、継続力と時間が必要です。

そのため、Webライターを簡単に始めて「思ったように稼げない」と離脱していく人が多いのです。

  • Webライター業界の需要と供給が見合っていない

2つ目の理由として挙げられるのが、「Webライター業界の需要と供給が見合っていないこと」です。

これは先ほど説明した「Webライター全体のレベルが低くなっている」ということにも関連してきます。

Webライターは基本的に、メディアの担当者から案件を受注します。

メディアの担当者がWebライターの仕事を頼むのは、単に「記事を書いて欲しい」のではなく、「サイトからのアクセス数を伸ばしたい」「サイトからの売上をUPさせたい」といった目的があるからです。

つまり、この目的を達成できるように、メディアの担当者もそれに沿ったライティングができるWebライターを採用します。

その際に必要になってくるのが「SEOライティングスキル」です。

SEOライティングとは、簡単に言うと、検索したときに上位表示されるように狙って文章を書くこと。

これができるWebライターは、メディアの担当者の目的を満たすことができるため、重宝されます。

しかし、さきほどもお伝えしたように、未経験・スキル0で始めるライターが多いため、SEOライティングができるライターはそう多くありません。

つまり、「需要」(クオリティの高い記事を書いてくれるWebライターさんを探している)と「供給」が見合っていないのです。

それ故、SEOライティングスキルや高いスキルをもった一部のライターに案件が集中し、「稼げるライター」と「稼げないライター」が存在する構図が生まれているのです。

稼げるライターになるために必要な要素

ここまで、「稼げるライター」と「稼げないライター」が存在する理由について、ライター市場の動向を踏まえて分析していきました。

ここまで読んでくれたあなたはきっと、「じゃあ、稼げるライターになるためにはどうしたらいいの?」と思ったことでしょう。

ここでは、現役Webライター兼ディレクターとして活動する筆者が考える「稼げるライターになるために必要な要素」を紹介します。

ここで紹介することは、ただスキルを身につけたら良いという単純なことではありません。Webライターとして仕事を獲得するうえで重要な心構えについても触れていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • SEOライティングスキル

まずは、口を酸っぱくして言いますが、稼ぐWebライターになるためには、「SEOライティングスキル」が必要です。

なかには、始めから「インタビューライター」や「コピーライター」を目指す方もいるでしょう。

しかし、Webライターの案件として最も母数が多く、未経験でも比較的に取り組みやすいのは、ブログ記事です。ブログ記事の種類もさまざまですが、「SEOライティング」を必要とする案件は多いですし、基本的にSEOライティングが「Webライティング」の基礎となります。

SEOライティングを勉強する方法についてはまた後ほどお伝えしますが、小手先のテクニックではなく、「本質を理解したSEOライティングスキル」が必要です。

記事を上位表示させるためのルールやノウハウもありますが、「どのようなライティングがPCの向こう側にいる読者に喜ばれるのだろう?」と想像力を膨らませて執筆することが重要です。

SEOライティングの本質を理解したうえで、実践まで落とし込み、それによって記事が上位表示される、ブログのPV数がのびるなど結果が出せることが求められます。

  • 営業力

稼げるライターに必要な要素の2つ目は、「営業力」です。いくら高いスキルを持っていたとしても、それをクライアントに上手くアピールできなければ案件獲得にはつながりません。

会社員ライターでない限り、案件は自分でとってくる必要があります。ここでよく思われがちなのが、「採用されるには、結局、豊富な実績が必要なんでしょ?」です。

もちろん、営業する際に「実績」を示す必要はありますが、「有名なメディアで執筆経験があります!」「過去に書いた記事でSEO1位を獲得しました!」というような華々しい実績が必ずしも必要なわけではありません。

ディレクターとしてWebライターの採用や育成に関わっている立場から見た、採用したいと思うWebライターの特徴は以下の5つです。

・Webライターとして成長意欲がある

・レスポンスが早くて丁寧

・積極性がある

・丁寧なリサーチ力

・わかりやすい文章が書ける

これらを含めて、自分を売り込む必要があります。クライアントに送る提案文やチャットでのやりとりのなかで、以上のようなことを文面からアピールできると良いでしょう。

  • 発信力

稼げるライターとして必要な要素の3つ目は、「発信力」です。発信力があれば、「自分から営業して案件を獲得する」ライターから、「クライアントから直接オファーがくる人気ライター」になることができます。

クライアントからオファーが来た場合は、受注の条件提示が有利になるというメリットがあります。

たとえば、相手の予算を聞いたうえで、自分にとって好都合な条件提示をすることができます。クライアントはわざわざ自分に「依頼したい理由」があってオファーしてきたのですから、多少の条件は飲んでくれる可能性が高いです。

また、仕事のしやすさ、コミュニケーションのとりやすさも異なります。オファーを送るということは「この人にしか頼めない」という理由があるため、自分の強みを最大限に活かすことが可能です。

ただし、この「クライアントから直接オファーがくる人気ライター」はほんの一握りです。自分でブログを運用してPV数をのばしたり、InstagramやTwitterなどのSNSで日頃から情報発信をしたりする必要があります。

Webライターとしての実績作りとしてブログを運用する人が多いですが、私はブログをいっさいやらずに、月20万円を達成しました。また、企業からのオファーもいくつかいただいたこともあります。

私が力を入れたのは、noteとTwitterです。また後ほど詳しく解説しますが、ブログを開設せずともWebライターとして発信力をつけることは十分可能です。

Webライターで月20万円以上稼ぐためにやった5つのこと

さて、お待たせしました。

ようやくここから私がWebライターを始めて3ヶ月で月20万円以上を達成するために、やったことをお伝えします。

もちろん、実践してきたことのなかでも特に効果があった5つのことを紹介しています。

何度も言いますが、よくある「初心者はまずクラウドソーシングで実績作りから始めよう」という方法とは異なります。

それよりも、効率的で最短でWebライターとして0から稼げる方法だと自負しています。

これからWebライターとしてお仕事を始めようとしている方や、Webライターの収入が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • SEOライティングについて勉強する

まずは、SEOライティングについて勉強して、レベルの高いスキルを身につけることです。

SEOライティングスキルの必要性についてはこれまで説明してきた通りなので、ここでは「どうやって勉強するのか?」についてお話します。

SEOライティングの知識・スキルを身につける方法はいくつかありますが、一番おすすめの方法は、本でインプットして自分のブログやnoteなどでアウトプットすることです。

SEOライティングの本をとりあえず1冊読めば、なんとなく概要が掴めます。後は実践を繰り返していくしかありません。

そこでネックになるのが、「自分よがりの文章になってしまいがち」なことでしょう。

初心者がいくら知識を付けていたとしても、他人からのフィードバックなしにはなかなかレベルは上がりません。そのため、自分の書いた記事を第三者に添削してもらいましょう。

Twitterなどで検索すると、経験豊富なWebライターが添削サービスをおこなっていることがあります。また、Webライターの師匠を1人見つけて、その方から習うのも良いでしょう。

始めから低単価案件に応募するのではなく、まずは必要な知識・スキルを身につけることが重要です。

  • クラウドソーシングの高単価案件のテストライティングを受ける

SEOライティングについてある程度勉強したら、クラウドワークスなどの「高単価案件」に応募していきましょう。

「初心者から実績0の状態で、いきなり高単価案件って獲得できるの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。

Webライターの案件には、採用前に「テストライティング」を受けることが多いです。このテストライティングは、経験者であろうが初心者であろうが誰でも受けることができます。

ここでWebライターとしての実力を証明することができたら、初心者で実績0の方でも、いきなり高単価案件を獲得することは可能です。

実際に、私はクラウドワークスの実績0の状態で、1ヶ月に30件ほど案件に応募し、そのうち7件、全て文字単価1.5円以上の案件に合格することができました。

テストライティングでSEOライティングの実力さえ証明できれば、いきなり文字単価一円以上の案件を獲得することは可能なのです。

  • TwitterでWebライターアカウントを作って営業&発信

クラウドソーシングだけでなく、Twitterも案件獲得のために運用しておくと良いです。

WebライターはTwitter率が高く、それを営業ツールにしている方も多くいます。

また反対に、Webメディア担当者やライターを採用しているディレクターの多くもTwitterをやっています。

そのため、TwitterはWebライターにとって最高のお仕事獲得の場なのです。クラウドワークスのように、仲介手数料もとられることもありません。ただ、トラブルが発生しても自己責任になるので注意も必要です。

Twitterで「#ライター募集」と調べるといくつか募集案件がヒットします。それにリプを送ったり、DMで直接営業したりすることで、案件が獲得できるときもあります。

自分のアカウントを整えておく必要はありますが、意外とDMやリプを送ると見てもらえることが多いです。

筆者も営業活動を積極的におこなっていたころは、DMを送ったら100%の確率で返信が来ていました。そこから案件獲得につながって現在も継続してお仕事をしているクライアントもいます。

まずは、TwitterでWebライター専用アカウントを作って、どんな案件があるのか見ていきましょう。

  • noteをポートフォリオにする

Twitterと並行して使ったらよいツールがnoteです。noteとは簡単に誰でもブログのような自分のサイトを立ち上げることができ、そこに記事をアップすることができます。

noteはポートフォリオとしてうまく機能してくれます。これまで書いた記事をまとめたり、自分の自己紹介記事をnote上に作ったりなどしておくと、いざという時にクライアントに見せることが可能です。

ブログのように、ドメインやサーバーなどを用意する必要がないため、費用も0で始めることができます。

また、noteはTwitterと相性がとても良いです。noteにアップした記事は、Twitterで拡散することができます。

自己紹介とポートフォリオを組み合わせnoteをTwitterの固定ツイートにして、常においておくのも良いでしょう。

実際に筆者もnoteの投稿がきっかけでTwitter経由でお仕事のオファーをいただいたことがあります。

noteとTwitterを上手く活用すると発信力を高めることができるでしょう。

  • ライティングスキル+αの提案

Webライターとして稼いでいくためには、スキルも必要ですが、「この人だから頼みたい」という理由を作ることも重要です。

そして、その「この人だから頼みたい」という理由は意外と簡単に作ることができます。

それは、クライアントに営業するときに「ライティング+α」の提案をすることです。

たとえば、料理系サイトの記事執筆案件があったとします。仕事内容としては、ライティングのみだったとしても、「画像作成も必要であればおこないます」「WordPressへの入稿も可能です」「料理をするので、実際にレシピを自分で作って写真をとることも可能です」と何かしら+αで提案をするのです。

必ずしもその提案が通るとは限りませんが、クライアントの条件や都合とマッチしたら採用してもらえる確率が上がります。

また、自分の過去の経験を売りにするのも良いでしょう。

このように、ライティングスキルだけで勝負するのではなく、プラスαで自分にできそうなことを提案することで、他のライターとの差別化ができます。

まとめ

この記事では稼げるWebライターになるために必要な要素や具体的な方法をお伝えしました。

もう一度整理すると、稼げるライターに必要な要素は、

・SEOライティングスキル

・営業力

・発信力

の3つでした。

また、Webライターで月20万達成するためにやった5つのことは、

・SEOライティングについて勉強する

・クラウドワークスの高単価案件のテストライティングを受ける

・TwitterでWebライターアカウントを作って営業&発信

・ライティングスキル+αの提案

・noteをポートフォリオにする

でした。

これを読んで1つでも実践してみてください。

この記事がきっかけであなたのWebライター人生が少しでも良い方向に変わりますように。

副業Webライターのリアルな収入事情!未経験から月5万稼ぐまでの5STEPとコツ

今の仕事にプラスして何か収入がほしい

ライターの仕事に興味がある

隙間時間を有効活用したい…

そんな方のなかには「副業としてのWebライター」を考えたことがある人もいるでしょう。

この記事ではWebライターのリアルな収入事情や、副業として始めたい方向けに、未経験から月5万稼ぐまでの5STEPとコツを解説します。

最後には、筆者が実際に未経験からWebライターを初めて、月5万円の収入を達成した実体験を綴っています。

これを読めば、あなたもWebライターの仕事をスタートさせ、確実に月5万円稼ぐまでの具体的なステップがわかるでしょう。

副業Webライターとは?

Webライターとは、Webサイトに掲載するコラムや取材記事、通販サイト上の商品の説明文、サービスサイトやWeb広告といった文章作成をおこなう仕事のことです。 普段検索してヒットする記事の多くはWebライターが書いています。

多様化するインターネットサービスの発展とともに活躍の場が増え、知識や考え方・テクニックを習得すれば未経験からでも始められる敷居の低さから昨今人気が高まってきました。

とはいえ、未経験の場合は初めの報酬が少ないため、本業の傍ら副業としてWebライターを始める人が多いのも事実です。

しかし実績が上がり、記事単価アップやディレクション業ができるようになっていけば、本業を上回る収入を得ることも十分可能でしょう。

副業でWebライターがおすすめな理由

Webライターの仕事は、副業として初心者でも始めやすく、メリットが大きいことはなんとなくわかったと思います。

ここでは、さらに副業でWebライターをおすすめする理由を5つ紹介します。

・未経験でも稼ぐことができる

・幅広い知識が手に入る

・場所と時間の拘束なく働ける

・力量次第で多く稼げる

・将来的に本業にすることも可能

以下で詳しく解説していきます。

  • 未経験でも稼ぐことができる

かつて、ライターは出版社や編集プロダクションに所属する人たちだけに与えられた限られた仕事でした。

しかしインターネットの台頭とともに、Webサイトが数多く立ち上がり、法人・個人問わず、メディアを通してだけではなく幅広い間口から情報を発信する社会へ変化しました。

結果としてWeb記事を書くライターのニーズは急増し、過去のキャリアを問わず未経験からでもスタートできる職種になったのです。

  • 幅広い知識が手に入る

Webライターとしてのキャリアを始めると幅広い知識を会得することができます。

例えば、コスメの広告型記事を書く場合、そのコスメの公式サイトやプレスリリース情報、必要であればメーカーの担当者に質問をして、紹介するものについて詳しく知る必要があります。

また、ライターとしての仕事が定着してくると、読者の関心を引くために「世間ではどのようなものに注目が集まっていて、何を知りたいのか」日常生活のなかでもアンテナを張ることで自然に知識が増えるでしょう。

また、ライターとしての実績ができると取材案件にチャレンジすることが可能に。今まで見たり聞いたりしたことのない業界に取材に行くと、新たな発見や貴重な情報に出会えるのです。

  • 場所と時間の拘束なく働ける

時給や日給ではなく、単価契約で1本から始めるWebライターの場合、場所と時間の拘束なしに働くことができます。

例えば本業の始業開始前の時間や、本業が終わったあと、休日の空き時間など、パソコンと電波環境さえあれば自分の好きな時間に、好きな場所で作業をすることができます。

本業の傍、副業の時間をとることは簡単なことではないでしょう。Webライターなら時間や場所に関係なく、ちょっとした隙間時間でおこなえるため、始めるハードルが低いと言えるでしょう。

  • 力量次第で多く稼げる

Webライターは一般的に未経験のライターであれば1文字0.3~0.5円程度、一般的なレベルのライターであれば1文字1円~3円、上級レベルのライターは1文字5円以上と、経験や力量に応じて単価が上がっていきます。

これは何もキャリアの長さや年齢に比例するわけではありません。専門性の高い記事が書けたり、商品&サービスの売上増加に貢献できたり、SEOライターとしてのスキルを磨いたりすることで、より単価の高い記事依頼を請け負うことが可能になります。

そのため、副業として初めて稼いでいけるようになると、脱サラしてフリーランスのWebライターになる人も多くいるのです。

  • 将来的に本業にすることも可能

先ほども少し触れましたが、副業的にライターを始めたあと、副業が本業の収入を超えたことで仕事を辞めた専業ライターもたくさん存在します。

企業の人事採用に詳しい、医療知識や薬事法に明るい、カラーリストや日本化粧品検定を持っているなど、特別な価値を提供することによって記事単価を上げることは本業としてのライターに近づく手段のひとつでもあります。

また、ライターとしてだけではなく、記事の企画を考える編集や、あがってきた記事の校正、メディア全体の方針を決めるディレクション職と、より上流の仕事を任されるようになると、月額数十万円という報酬形態になることもあります。

副業Webライターを始める前に知っておくべきこと

これから副業としてWebライター始める人にとって、最初に知っておくとプラスになることを3つピックアップしてご紹介します。

・最初は大きく稼げない

・記事の締切に追われることもある

・プライベートの時間が減る

この3つは副業でWebライターを始めた方の多くが悩むことなので、事前に把握しておきましょう。

  • 最初は大きく稼げない

Webライターとしての経験がまだ浅いときは、文字単価0.3~0.5円の安い記事であっても「自然で読みやすい文章」を書くには苦労するはずです。

ひと記事書き終わるにも時間がかかってしまい、時給に換算すると数百円にも満たないこともあるでしょう。コツコツ作業できる根気強さが求められる仕事です。

  • 記事の締め切りに追われることもある

記事ごとに必ず「納期」があるので、文字数が多かったり、情報量が求められる記事に取り組むときは、余裕を持って時間を確保しなければなりません。

提出期限までにどのくらいの時間がかかるのか逆算をして、週ごとや日ごとに計画を立てる必要があります。

そして、計画どおりに進めていたとしても、本業の忙しさが増したり、予期せぬ体調不良に見舞われたりした場合は、記事の締め切りに追われることもあるでしょう。

  • プライベートの時間が減る

副業としてのWebライターを始める場合は、本業以外のプライベートの時間を作業に充てる必要があるので、休日の過ごし方なども変わるはずです。

友達と遊んだり、映画やドラマやSNSを消費して過ごしたりしていた時間を、記事づくりに割かなければならないことも忘れないでください。

本業だけではなく副業ライターとしてスキルアップのために時間を捻出するのは素晴らしいことですが、気分転換の時間を設けないとストレスが溜まって執筆作業にも影響するので、案件の量を調節することも重要です。

副業Webライターの収入目安

次に副業としてWebライターをするとどのくらい稼げるのか、収入の目安について解説します。

  • 収入=文字数×文字単価

基本的にWebライターの収入は「文字数×文字単価」で決まります。例えば、1記事2,000文字の記事を3,000円で受注でき、クライアントから月15本の納品を依頼された場合は

3,000(文字)×1(文字単価)×15(本)=45,000

上記の計算式によって、月々およそ45,000円の収入を得ることができます。また「原稿料」は源泉徴収の対象であるため、依頼した事業者が源泉徴収して納税する義務があり、

報酬額 × 10.21%

(※報酬が100万円以下の場合)

の 源泉徴収された額をWebライターは収入として受け取ることになります。

ちなみに、クラウドソーシングなどのサイトを使って受注した場合は、ここからさらに仲介手数料が引かれることも覚えておきましょう。

  • 副業Webライターの収入目安

収入の目安は、文字単価や文字数、作業スピードなどに左右されるため人によって大きく異なります。例として、文字単価を3パターンに分けて3000字の記事を毎月10本納品したと仮定した場合の収入の目安はこちら。

1文字0.3~0.5円程度・・・9,000~15,000円

1文字1円~3円:30,000~90,000円

1文字3円~6円:90,000円~180,000円

作業量に応じて報酬が支払われるWebライターは、基本的に限られた作業時間のなかでより単価の高い仕事を受注することや、1本あたりをより短く仕上げていくことで収入増を狙える仕事だと言えます。

未経験から副業Webライターで月5万稼ぐまでの5STEP

未経験から副業Webライターとして収入を得るために必要なことを段階を追って説明します。

未経験から副業Webライターで月5万円稼ぐまでのステップは以下の通りです。

STEP1.クラウドソーシングに登録する

STEP2.単価を気にせず応募して、実績を作る

STEP3.文字単価1円以上を目指す

STEP4.月5万円達成するための文字単価&記事数を計算する

STEP5.条件に合う案件に応募して案件をこなす

1つずつ詳しく見ていきましょう。

  • STEP1.クラウドソーシングに登録する

まず未経験者におすすめなのは、「ランサーズ」「クラウドワークス」「サグーワークス」「ココナラ」といったクラウドソーシングに登録し、利用してみることです。

GoogleアカウントやSNSアカウントを利用すれば誰でも登録ができ、プロフィールの書き込みを含めても約30分ほどで登録できます。

  • STEP2.単価を気にせず応募して、実績を作る

クラウドソーシングサービスへの登録が完了したら、サイト上にたくさん上がっている案件のなかから自分でもできそうなものに応募して、実績を作ります。

収入を得るにも実績がないと始まらないので、単価を気にするのはそのあと。まずは簡単な案件からWebライターという仕事に慣れていきましょう。

サイト上には日々案件が増えていくので、朝の15~20分など時間を決めて応募する案件を探す時間を作りましょう。依頼先とのやりとりを見落とさないためにもクラウドソーシングサービスのこまめなチェックは必要です。

  • STEP3.文字単価1円以上を目指す

案件をこなしながら、次は「文字単価1円以上」を目指すことも重要です。

とにかく、多様な種類の仕事をチェックできるのがクラウドソーシングサービスを利用するメリットです。常にライターとしての実力と市場価格を理解しながら、単価アップを目指していきましょう。

  • STEP4.月5万円達成するための文字単価&記事数を計算する

月5万円達を達成するためには文字単価&記事数を具体的に導き出す必要があります。例えば、

文字単価1円×3,000字×17記事

文字単価1.5円×3,000字×12記事

文字単価2円×3,000字×9記事

文字単価3円×3,000字×6記事

このように文字単価によって、こなさなければならない記事の量が変わっているのは一目瞭然です。

まずは文字単価1円からスタートして、ライティングスキルやスピードが上がれば、1.5円~2円とステップアップできるでしょう。

ただし、文字単価3円を超える記事となると「医療」「金融」「法律」「テクノロジー」など専門知識を必要とする案件がほとんどであることも知っておいてください。

  • STEP5.条件に合う案件に応募して案件をこなす

執筆に慣れたら、「プロジェクト案件」に応募してみましょう。

クラウドソーシング上には「タスク案件」と「プロジェクト案件」の2タイプがあります。経験やスキルが浅くてもチャンスがあるのは「タスク案件」ですが、単発依頼でスポット的な収入で終わってしまうことが欠点です。

また、文字単価が安い「タスク案件」ばかりで収入を伸ばそうとすると、クライアントの母数を確保しなくてはならず、やりとりが複雑化してしまうデメリットがあります。

月5万円という希望収入を安定させるためには「文字単価1円以上」かつ「プロジェクト案件」を受注することが近道です。

しかしこのような案件は応募者が多いため、ライバルも増え難易度も高いです。しかし、実力を試すきっかけになりますし、クライアントとの出会いは「縁」なので前向きに挑戦してみてください。

副業Webライターで月5万円稼ぐための6つのコツ

副業でWebライターを始めるイメージはついてきましたか?

ここでは、なるべく早く副業Webライターとして月5万円の収入を達成するコツを6つ紹介します。

・プロフィールを充実させる

・執筆スピードを意識する

・ジャンルを絞って専門性を高める

・ブログを開設する

・SNSで発信する

・単価交渉を積極的におこなう

1つずつ詳しく説明していきます。

  • プロフィールを充実させる

サイト上では、顔写真と文章のみであなたの魅力をクライアントに伝える必要があります。

とりわけ第一印象は、写真でだいたい決まるので、特別な理由を除いて写真を設定することを勧めます。

なるべく微笑んだやわらかい雰囲気のものを選び、もしも写真を使用しない場合は似顔絵イラストでもトーンの強いものや暗いものは避けましょう。

また、登録名は本名がベストですが、ペンネームを使用する場合「Momoko」や「クロサキナオ」といった感じで名前に近いものが良いでしょう。

・挨拶(例:初めまして。WebライターのMomokoです)

・強み(例:コスメオタク10年目、日本化粧品検定2級)

・執筆歴(例:メディア/記事タイトル「〜〜な秋メイク10選」)

※メディア様から許可を頂いた記事のみ掲載しております

また、プロフィール欄は最初の150〜200字が大切。発注者が一目見てわかりやすいように正確な情報を過不足なく伝えておきましょう。

資格や強みは、なければ無理に書く必要はありません。また、たくさん書けばいいわけではなく 「受注したい仕事」に対してアピールできる内容であれば整理して書いてください。

執筆歴を書く際は相手先から掲載許可をもらったものだけを載せましょう。

  • 執筆スピードを意識する

限られた時間のなかで多くの記事を納品するためには、執筆スピード自体をあげることが必要になります。そのためには、平日朝の6:30〜7:30の1時間や、週末の8:00~11:00など時間を決めて、時間内に何文字書けるかを把握してみましょう。

机にストップウォッチを置いて書いてみるのもスピードを意識するうえで有効な手段です。また、集中できる時間や集中できる環境も人によって異なるので、自分のスタイルを見つけていきましょう。

  • ジャンルを絞って専門性を高める

過去のキャリアを活かしたり、興味のあることを掘り下げたりして専門性を高めていくことも重要です。

ただ、未経験Webライターの場合はいきなり専門性を高めると言われても難しいはずなので、まずは選り好みせず幅広いテーマに取り組んでいきましょう。

・カフェ

・旅行

・恋愛

・SNSの使い方

・就活

・転職

・医療脱毛

・ダイエット

・女性の働き方

・企業の採用ページ

筆者はこのあたりからキャリアを始めましたが、振り返れば失敗したテーマもたくさんあります。

しかし執筆しているうちに「恋愛」の記事が発注者から好評で、人の心の動きを観察して表現することが得意だとわかりました。その結果「Z世代の価値観」や「人材採用の成功事例」など取材系の単価が高い案件を獲得できるようにもなりました。

好き・得意という気持ちはWebライターとしての仕事を継続していくうえでとても大切です。

最初からジャンルをしぼれるに越したことはありませんが、まだよくわからない人はテーマを広げて量をこなすことで自分が「書きたい!」と思えるものに出会えるかもしれません。

  • ブログを開設する

Webライターとしての実績がまだ浅い場合、発注者は実力がよくわからない人と仕事をするのはリスクが高いのです。

コミュニケーションミスが生じる、傲慢な態度をとる、文章力が思ったよりも低いといった問題が起こりうるからです。

そんなとき、ブログを持っていると相手からの信頼が得やすくなり、自分の文章力や書き味も相手に知ってもらうことができます。

また、ブログはジャンルやテーマを問わず自由に書ける良さがあります。まだ書いたことのない分野にも挑戦して文章力を磨くツールとして活用しましょう。

誰かの目に止まって、ブログ経由で執筆依頼が来る可能性もあります。ただし注意すべき点は、インターネット上に一度上げた記事は完全に消すことができないので、内容に配慮することです。

誰かを誹謗中傷する内容や、強すぎる政治思想について書くなどはやめましょう。

  • SNSで発信する

WebライターはSNS上でも仕事が獲得できます。

Twitterは多くのメディア運営者、ディレクター、編集者など発注者が個人でも使用しているので「ライター募集」と入れて調べてみると多くの案件が出てきます。

また、大手出版社系Webメディア編集長がTwitterでライターを探している、なんてこともあるのでエッジの効いた発信をしているとスカウトがくる可能性も。

無料で利用できるSNS、節度を持った使い方で気軽にチャレンジしてみてください。

  • 単価交渉を積極的におこなう

単価交渉は収入を上げる手段のひとつです。発注者との信頼関係が築けているときや、同じ発注者が単価を上げて募集している案件を見かけたとき、自分の平均受注単価が上がってきたときは単価交渉をおこなう良いタイミングでしょう。

丁寧な表現を使いつつも、単価を上げてほしい旨は率直に伝え、具体的に「文字単価~円」「1記事~円」と希望を伝えてみましょう。

もちろん相手にも予算があるため交渉が難航こともありますが、「今まで以上の記事本数を確保できる」「納期を少し早めて対応できる」「SNSの投稿文章も作成できる」など、クライアント側にもメリットがあると交渉はうまく進みやすいです。

【実録】私が未経験から副業Webライターで月5万円達成するまでの道のり

最後に、元事務職会社員だった私が副業でWebライターを始めて、月5万円達成するまでのことをご紹介させていただきます。

事務職という毎日同じ作業に退屈だった時に、偶然SNSで「Webライター」という仕事に出会いました。ちょっとしたお小遣い稼ぎ感覚で始めたいと思い、早速クラウドワークスに登録。

しかし、初めは低単価案件ばかりでほんの少ししか稼げませんでした。自分の興味のある観光やエンタメなどのテーマは単価が低いことが多く案件数も少ないため、タスク案件ばかりをおこなっていました。

クラウドワークスに登録して3か月後、実績が少しついてきた時に、初めて文字単価1円以上の案件を受注することができ、同じクライアントさんから継続してお仕事をいただけることに。

そこで、やっと初めて月1万円を達成し、継続案件が続くようになってからは2万円、3万円と順調に売上がのびていきました。そうなってくると、実績もつきポートフォリオを充実してくるので、他の案件にも通りやすくなりました。

そして、クラウドワークスに登録してから約8か月後に月収5万円を達成できました。最終的には、そこからさらに1年後、副業収入が本業収入を超えたので、会社をやめて、フリーランスのWebライターになり今に至ります。

まとめ

この記事では副業Webライターとして月5万円を達成するための5つのSTEPやコツ、会社員から副業ライターとしての収入を得るまでのエピソードをご紹介しました。

最初から大きく稼げるものではありませんし、失敗してしまったりつまずいたりすることもあると思います。でも文章を書くことが好き!新たにWebライターとして活躍したい!という方にとっては今とてもチャンスがある職種です。

まずは、クラウドソーシングサイトなどを利用しながらWebライターとしてのキャリアをスタートさせてみてくださいね。

初心者Webライターがやるべき案件はコレ!クラウドソーシングで稼ぐコツを伝授

多くの方が、Webライターの仕事をスタートするときに気になるのは「案件のとりかた」でしょう。

案件をとる1つの方法としてクラウドソーシングの活用があります。

クラウドソーシングは、初心者の方でも比較的仕事がとりやすいプラットフォームです。しかし、誰でも始めやすいということもあり、低単価の案件が多かったり、悪質な業者がいることも事実です。

本記事では案件を選ぶ際に気を付けるべきことやWebライターで稼ぐコツ、どれくらい稼げるかについて分かりやすくお話していきます。

結論から述べておくと、

・プロフィールを充実させる

・丁寧なコミュニケーション

・小さな実績の積み重ね

・納品期日の厳守

という4点を繰り返しおこなっていけば、少しずつ稼げるようになります。

その結果、初めは3万くらいの稼ぎだったものが、次は10万、さらに1年後には20万とまで稼げる可能性もあるということです。

この記事では初心者からWebライターを始めて月収20万を達成した筆者の実体験も交えてお伝えしていきます。

これからWebライターとして稼ぎたい方には必見の内容ばかりですので、本記事をぜひ最後までご覧ください。

初心者Webライターの案件選びの判断基準

クラウドソーシングを初めて使うとき、たくさん案件があり過ぎてどれに応募していけばいいのか迷いますよね。

ここでは、初心者Webライターの方向けの案件選びの判断基準をお伝えします。

まずはこの7つをチェックしておきましょう。

・タスク案件ではなくプロジェクト案件

・仕事内容が明確か

・継続して受注できそうか

・文字単価が低すぎないか(最低でも0.5円以上)

・クライアントの評価は低すぎないか

・マニュアルが用意されているか

・興味のあるジャンル・テーマであるか

以下で詳しく説明していきます。

  • タスク案件ではなくプロジェクト案件

結論から述べると、Webライターとして稼ぎたいなら「プロジェクト案件」に応募してください。

タスク案件とは、たくさんの人からのデータを集めたいクライアントが複数のワーカーに、まとめて仕事を依頼する形の案件です。

たとえば「映画の感想」「お店のレビュー」など、個人の感想や口コミを集めるための案件が多くあります。

▼タスク案件の例

一方、プロジェクト案件は、クライアントとワーカーが連絡をきちんと取りながら、記事を作成していく仕事になります。そのため、タスク案件に比べて単価が高く、執筆する文字数が多くなるのが特徴です。

▼プロジェクト案件の例

またプロジェクト案件は、クライアントが用意してくれているマニュアルを読みながら執筆を進めたり、修正依頼があれば対応したりする必要もあります。

このようにして記事が完成していくため、納品した後には達成感があるでしょう。

  • 仕事内容が明確か

Webライター向けの案件のなかでも、「執筆だけのもの」と「執筆と構成作成」「執筆と画像選定」などがあります。

案件の依頼文を見て、執筆以外にもどのような仕事をする必要があるのか把握できるものを選びましょう。

執筆だけと思って応募したにも関わらず、画像選定や構成作成など他の仕事を任されることになれば、仕事量と報酬が見合わなくなるからです。

また、注意しなければならないのは、「WordPressの作業があるかどうか」です。WordPressとは、ブログやWebサイトを作るツールのことです。

WordPressの操作は比較的簡単で、ネット検索すれば使い方は沢山出てきますが、Webライター初心者の方にはややハードルが高く感じる場合もあるでしょう。筆者も、WordPressに関して複雑な作業が必要な案件を受注してしまい、想像の10倍以上もの時間をかけて納品した苦い経験があります。

初心者だからといって報酬に見合わない案件を選ぶ必要はありません。仕事内容が明確で自分のレベルに合った仕事を選びましょう。

  • 継続して受注できそうか

継続案件を選ぶべき理由は、こちらです。

・安定した報酬を得られる

・新しい案件に何度も応募する必要がなくなる

・単価アップをしてもらえる可能性がある

1度きりの案件だと安定した収入は得られません。継続案件の場合、あなたが執筆すればするほど報酬になるので、仕事へのモチベーションにも繋がります。

そして継続案件を狙うなら募集要項に「10記事以上〜」と記載があるものを選びましょう。

理由としては、あなたの記事を評価してもらえたら、次々と記事の執筆を任せてもらえるからです。つまり案件に何度も応募する必要がなくなり、執筆に集中できるのです。

また、継続依頼だといちいち指示書を読み込み理解する手間も省けます。

さらに同じクライアントの元で仕事をしていると単価アップのチャンスも狙えますよ。

継続案件を獲得して、記事の質を上げ、単価アップを狙っていきましょう。

  • 文字単価が低すぎないか(最低でも0.5円以上)

結論から述べると、0.5円以下の案件には応募しなくていいです。

というのも、0.5円以下の低単価な案件は、時間と労力を無駄に使い疲弊して終わるからです。

初心者ライターの頃は、どんな案件でもほしいという想いから0.5円以下の仕事にも応募してしまいがちです。しかし自分のことを安く見積もりすぎると継続が難しくなります。

また、初心者の方が執筆する時には、

・リサーチが大変

・記事の書き方が分からない

・タイピングが遅くて時間がかかる

このような苦労が必ずあるでしょう。

最低でも1文字0.5円以上の案件に応募して仕事を受けるようにしましょう。

正直な話、0.3円でも0.5円でも執筆の内容は変わらないので、同じ時間を使うなら0.5円以上の案件に取り組むことを強くおすすめします。

  • クライアントの評価は低すぎないか

たとえば評価の星が1つだとか、途中で終了している案件が多く見受けられるものは、応募しないでおきましょう。

理由としては、レスポンスが遅く1週間以上返ってこないことや、募集文には記載がなかった仕事をどんどん頼まれたりするからです。

レスポンスが遅いということは、あなたが仕事に関する質問をしても中々返事がもらえず作業をスムーズに進められない事態にもなります。

最悪の場合だと、あなたが頑張って書いた記事を納品(記事をクライアントに提出)したあとに、クライアントと連絡が取れなくなることもあります。記事を執筆したのに報酬がもらえないなんてことは避けたいですよね。

このように最悪な事態にならないためにも、クライアントの評価が低すぎる案件に応募するのはやめましょう。

  • マニュアルが用意されているか

マニュアルには、

・文章の書き方

・執筆する時の注意点

・全体レギュレーション(規約)

上記について書かれています。

簡単に言うと、クライアントがあなたに「このルールを守って執筆してくださいね。」と教えてくれる有り難いものです。

初心者ライターの頃は文章の書き方が分からないので四苦八苦しますが、マニュアルがあることで色々なことに気を付けながら執筆していくため文章の勉強にもなります。

マニュアルを初めて見ると「こんなたくさんのことに気を付けながら執筆できるかな?」と不安になるかもしれません。しかし、執筆の基本ルールは同じです。基本ルールを大まかに覚えながら文章を書くことで、次に書く記事もスムーズに執筆を進められます。

  • 興味のあるジャンル・テーマであるか

初心者ライターとして記事を書くなら、あなたの得意なジャンルかテーマを選びましょう。

Webライターは「文章を書く」仕事ですが、時間を1番必要とするのが「リサーチ」になります。つまり、検索したことを分かりやすく、あなたの言葉に直して記事を書いていきます。

そのため、全く知らないジャンルの案件に応募しても、リサーチに大量に時間を使うことになります。その結果、どのような文章を書いたらいいか分からなくなってしまい、挫折する可能性が高いのです。

なので初めは、自分が知っているジャンルやテーマの案件にどんどん応募しましょう。

あなたが知っているジャンルなら、それほど検索しなくてもスラスラ書けるため執筆の楽しさを実感でき、自信になります。また、興味のあるテーマならリサーチすることもあまり苦にはならないでしょう。

失敗しない案件選びの3つの手順

初めての仕事を受注する際に、判断基準がわかったところで、さっそく案件に応募していきましょう。

案件選びに失敗しないためにも、以下の手順を踏んでください。

・条件を設定して絞り込む

・案件内容をチェックする

・クライアント情報をチェックする

大量に案件がある中で、自分にあった案件を探すのは大変です。しかし、この手順を踏めば、あまり時間をかけずに案件探しができます。

効率良く案件を探して、まずはあなたの得意なジャンルで楽しく執筆していきましょう。

  • 条件を設定して絞り込む

クラウドソーシングサイトには「条件を設定して絞り込む」機能が付いています。

具体的には、下記のような条件で絞り込むとよいでしょう。(仕事カテゴリは「ライティング・記事作成」に設定)

・プロジェクト(固定報酬制)

・未経験可

・継続依頼あり

・本人確認済みのクライアント

絞り込み機能を使いこなすと、あなたに合った案件がすぐに見つかるので積極的に活用していきましょう。

さらに「こだわり」という機能で「文字単価」「文字数」といった細かいところまで設定して案件を探せるので、あなたが希望する仕事を本格的に探すときにはオススメです。

実際に上記の条件で絞り込み検索すると、845件がヒットしました。(2022年10月3日現在)

ここから、さらに案件の詳細をみていきます。

記事執筆の案件の場合は、以下の基準を満たしているものがおすすめです。

・文字数1000字以上

・文字単価1円以上(最低でも0.5円以上)

まずはどんな案件があるのか、ざっくりと検索してみるといいでしょう。

  • 案件内容をチェックする

検索して気になった案件があれば、案件内容の詳細をきちんとチェックしましょう。

ライターの業務内容は、文章の執筆だけのものと「構成作成」や「画像選定」も含まれる案件があります。

その中でも初心者ライターの方には「構成ありの案件」というものをおすすめします。

「構成ありの案件」のメリットは、こちらになります。

・執筆だけに集中できる

・修正依頼が少なくなる

構成ありの案件だと、書き直しや見出しなどの大掛かりな修正が比較的少なくなるため、初心者の方でもより組みやすいです。また、仕事へのモチベーションを維持しやすいでしょう。

また、クライアントが考えてくれた構成案は、読者の検索意図から悩みや解決策が、分かりやすく伝わるように作成されています。Webライターとしてスキルアップするためにも、「構成あり」の案件で徐々に慣れていきましょう。

  • クライアント情報をチェックする

クラウドソーシングサイトには、仕事を受けたワーカーによってクライアントを評価する仕組みがあります。

そのため案件へ応募する前に、クライアントへの評価欄をきちんと見てみましょう。

評価が低かったり、ワーカーからのコメントが低評価だったら、ブラックな案件の可能性があるので応募はやめておいた方が賢明です。

逆に評価が高いクライアントの場合は、レスポンスが早かったり依頼内容がきちんとしていることが多く、さらにはマニュアルの用意があったりします。

あとは発注数と完了数もチェックするといいでしょう。クライアントが発注した数と完了した数がほぼ同じであれば、何事もなく案件が進められた証拠なので、あなたも安心して仕事ができます。

このように、案件へ応募する時はクライアントの評価欄を見てから応募することが大切です。

▼評価が高いクライアントの一例

  • おすすめのクラウドソーシングサイト

ここまでバッチリ理解できたら、準備はOKです。早速クラウドソーシングサイトに登録して案件をとっていきましょう。

おすすめのクラウドソーシングサイトは、以下の2つです。

・クラウドワークス

・ランサーズ

それぞれの特徴や、どのような案件があるのか簡単に解説するので、ご覧ください。

もし気になるサイトがあれば、まずは登録してみてくださいね。

  • クラウドワークス
運営会社株式会社クラウドワークス
ジャンルWebライティング / Webデザイン / プログラミング / 動画編集 / Webマーケティングなど
仕事の形式タスク形式 / コンペ形式 / プロジェクト形式
システム手数料5%〜20%
報酬の支払い1,000円以上で銀行口座へ振り込み

クラウドワークスは、2011年に設立された日本最大級のクラウドソーシングサイトです。

そして、2014年12月に東京証券取引所のマザーズ市場に株式を上場させています。

さらに2020年9月にはクラウドワークスの登録者数が400万人になっていることから、これからも利用者数が増え、さらに重宝されるサイトになるでしょう。

知名度が高いこともあり、案件数や案件の種類も豊富です。

「ライティング・記事作成」の案件だけでも、3,134件ありました。(2022年10月3日現在)

後ほど紹介するランサーズと比較してもかなりの案件数です。

また、気になるシステム手数料の詳細はこちらです。

報酬額手数料率
20万円以上5%
10万円〜20万円10%
10万円以下20%
タスク形式20%

報酬金額が上がっていけばいくほど手数料が低くなるので、今後、本業でWebライティングの仕事を考えている人におすすめのサービスです。

  • ランサーズ
運営会社ランサーズ株式会社
ジャンルWebライティング / Webデザイン / プログラミング / 動画編集 / Webマーケティングなど
仕事の形式タスク形式 / コンペ形式 / プロジェクト形式
システム手数料一律16.5%(税込)
報酬の支払い1,000円以上で銀行口座へ振り込み

ランサーズはクラウドワークスに次いで知名度の高いクラウドソーシングサイトです。

ランサーズでは2022年度より手数料率が一律16.5%(税込)に設定されました。これまではクラウドワークスと変わらない手数料設定でしたが、一律になったことでそれぞれのサービスを使い分ける方が増えてきたようです。

報酬額が10万円以下であればランサーズがお得、報酬額が10万円以上であればクラウドワークスがお得です。つまり、初心者が始める場合は、手数料の面だけで見るとランサーズのほうがお得ということになります。

また、ランサーズにはクラウドワークスにはない以下のような制度があります。

・安全な報酬支払いの仕組み

・依頼アドバイス機能

・フリーランストータルサポート

これらからも、ランサーズのほうがサポート体制が充実しています。しかし、「ライティング・記事作成」の案件数は、712件とクラウドワークスと比べると4分の1以下でした。

「副業で始めたい」「サポートが充実してほうが安心できる」という方にはランサーズがおすすめです。

クラウドソーシングで効率的に案件をとる6つのコツ

この章では、クラウドソーシングで効率的に案件を獲得する6つのコツについてお伝えします。

・プロフィールを充実させる

・ポートフォリオをつくる

・実績をつける

・一度に10~20案件に応募する

・高単価案件に挑戦する

・提案文を工夫する

筆者が実際に実践しながら、見つけた方法です。

Webライターを始める前に案件獲得のコツを知ることで、色々悩むことなく行動できますよ。

  • プロフィールを充実させる

まずは、プロフィールを充実させましょう。クライアントからすると、プロフィールでしかあなたを判断できません。

プロフィールには以下のような項目で分けて書きましょう。

・簡単な自己紹介

・経歴

・スキル・資格

・実績(ポートフォリオがあれば載せる)

・可能な業務

・得意な記事ジャンル

・使用可能なツール

・稼働時間

・心がけていること

あなたの経歴や現在の活動内容を簡単にまとめて「私(僕)は、このような仕事ができます」ということをアピールしましょう。

初心者のWebライターだからといって低単価すぎるものを選ぶ必要はありません。そのため、あなたの希望単価を初めに示しておくと賢明です。

そして長文のプロフィールは読みづらいので、なるべく箇条書きにして読みやすいようにしてください。

初心者の方はプロフィールに「まだ始めたばかりの初心者です」と書いてしまいがちですが、自信がなさそうに見えるのでこのような情報は記載しないでおきましょう。

もちろん嘘を書くことはいけませんが、あまりにも「初心者感丸出し」だとクライアントも不安になってしまいます。

また、プロフィールの写真は必ず設定しましょう。なるべく好印象を抱いてもらえるような顔写真がよいです。

  • ポートフォリオをつくる

ポートフォリオは簡単に言うと「作品集」になります。クライアントが、Webライターに仕事を依頼するときの文章スキルの判断材料となります。

ポートフォリオがあることで、「私はこのような文章が書けます。」とわかりやすく示すことができるのです。

何も実績がない状態で案件をとるよりも、あなたの得意なジャンル(たとえば美容など)で2記事ほど執筆してポートフォリオを作っておくほうが、初めての案件も獲得しやすいでしょう。

よくある方法としてブログがありますが、ブログを開設するには少し費用がかかってしまいます。

無料でポートフォリオを作りたい場合は、「note(ノート)」というWebサイトを使うとよいでしょう。

  • 実績をつける

案件獲得のために1番大切なことが「実績をつける」ことです。

クライアントがワーカーを選ぶ時には、正直なところ実績のある人が優位になります。

実績があることで、文章スキルがあるのはもちろん、執筆のルールを既に知っていると思ってもらえます。さらには「実績があります」というだけで信頼性にも繋がってくるからです。

そのため、初めは0.5円以上からのスタートにはなりますが、あなたの書けそうなジャンルにどんどん応募して、とにかく何記事か執筆してみましょう。

何記事か書いているうちに執筆方法のコツが分かり自信もついてくるので、いくつか案件をこなして実績をつけてみてください。

「実績をつける」と聞くと、大変そうなイメージがあると思いますが、あなたのペースでWebライターとしての活動を進めることをおすすめします。

悩みすぎたり無理をすることで、Webライターの仕事がイヤになったら元も子もないので、時間がある時に応募して、まずは楽しく執筆してみてくださいね。

  • 一度に10~20案件に応募する

案件獲得のためには、1度に10〜20個の仕事に応募しましょう。

なぜなら初心者Webライターの頃は、案件へどんなに応募しても中々受からないというのが現実だからです。

しかし「中々受からない」というのは多くの人が通る道です。はじめのうちは、受からなかったとしても気にしなくて大丈夫です。

また、初心者を募集している案件も多くあるので、検索条件を「初心者」に絞って応募してみましょう。

たくさん応募していると、必ず採用してくれるクライアントに出会えます。諦めずに行動してみてください。

そして応募文を時々見直し改善することも大切です。見直す時には「自分がクライアントの立場だとして、この人に仕事を頼みたいと思うか?」とクライアント目線になって考えることも大切です。

さらには「応募文の書き方」と検索して、より良い応募文になるように研究してみるのもありでしょう。

このように実践と改善を繰り返しながら、たくさんの案件に応募してみてくださいね。

  • 高単価案件に挑戦する

初心者のWebライターでも、高単価案件に挑戦してみることをおすすめします。

「初心者は高単価案件に受からないんじゃない?」「実績がないと高単価案件はそもそも無理じゃないの?」と思う方も多いでしょう。実は、高単価案件の多くは「テストライティング」を実施していることが多いです。

「テストライティング」とは、本案件に入る前にWebライターの執筆レベルを確かめる「実力テスト」のようなものです。

このテストライティングで一定レベル以上を達成できたら、実績がなくても受かる可能性は多いにあります。

自分の実力試しのような感覚で受けてみるのも良いでしょう。

また、高単価案件のジャンルがあなたの得意ジャンルであれば、これまでの経験を活かすことができます。「初心者だから控えておこう」という遠慮は必要ないので、どんどん挑戦していきましょう。

  • 提案文を工夫する

提案文を工夫して、あなたのことを分かりやすくアピールしましょう。

提案文のポイントは以下の6つです。

・クライアントの質問に的確に答える

・箇条書きなどを使って読みやすくする

・自分を採用することのメリットを書く

・活動可能な時間帯を書いておく

・ポートフォリオ、もしくは実績記事を載せる

・「初心者」という言葉は使わない

クライアントの質問に答えることで「きちんと募集文を見ましたよ」と、アピールができます。むずかしいことではないので、クライアントからの質問には丁寧に答えていきましょう。

提案文も箇条書きなどを使いながら読みやすいように工夫してください。ダラダラとした長文を書いても、正直、読む気になれません。簡潔に分かりやすく書きましょう。

そして、先ほども触れましたが「初心者」の言葉は使わないでください。初心者アピールは自信のなさが表れてしまいます。これから実績をつけて飛躍していけば大丈夫なので、自信を持って提案文を書きましょう。

【実体験】未経験からWebライターで月収20万!達成するまでにやった5つのこと

ここでは、筆者が実際に未経験からWebライターで月収20万円達成するまでにしたことをお話します。

この章を読むことで「自分も月収20万円を達成できるように頑張るぞ」と思っていただけたら幸いです。

  • 高単価案件のテストライティングに挑戦した

高単価案件に採用してもらえると、1記事あたりの報酬が低単価の倍以上になります。

たとえばジャンルで言うと「金融、不動産、健康」などですね。

先ほども少しお伝えしましたが、こういったジャンルの高単価案件は、テストライティングを実施しているところが多いです。

もちろん、テストライティングの内容は簡単ではないので、正直なところ執筆には時間がかかります。

しかし、高単価案件のジャンルを勉強することで今後の執筆にも活かせるため学んでおいて損はないです。

  • 無報酬のテストライティングは避けた

クラウドワークスでは、無報酬でテストライティングを実施するのは禁止されています。

もし無報酬でテストライティングを提案されたら断りましょう。

理由としては、テストライティングと称して記事だけを搾取(さくしゅ)するための詐欺案件の可能性があるからだからです。

少額でもテストライティングの報酬があるところに応募しましょう。

クライアントがWebライターを選ぶように、Webライターにも選ぶ権利があります。

  • SNSで発信&積極的にDMを送った

筆者は主にTwitterを活用して案件に応募していました。TwitterのDM経由でWebライターの募集に応募して、実際に継続案件を獲得したこともあります。

クラウドソーシングだと色々な手数料を引かれて残った分が「最終的な報酬」になります。しかし、SNS経由なら「銀行振り込み手数料」を引かれるだけで、ほぼ元の金額が手元に残ります。

報酬も、クラウドソーシングサイトにあるものと比べると高い傾向があります。もちろん、ポートフォリオや実績を示す必要があるので、そのための準備はしっかりとおこなっておきましょう。

Twitterで、「#ライター募集」などと検索すると応募のツイートが出てきますよ。

Webライターとして活動をスタートした際に、「Webライター」用のアカウントを作って少しずつでも発信しておくと、今後に繋がるのでおすすめです。

  • 交流会や無料のセミナーに参加した

交流会や無料のセミナーに参加することで、Webライター仲間や企業のWebサイト運用者と知り合いになって、お仕事に繋がったケースもあります。

特に、Webライター向けのイベントやセミナーに参加すると勉強にもなりますし、案件獲得にも繋がりやすいでしょう。

無料で参加できるイベントもたくさんあるので、ネットで調べてみましょう。思わぬ出会いに繋がりますし、何より視野が広がります。

  • 知人にWebライターを始めたことを話した

Webライターの勉強を始めた時点で、周りの知人に「Webライターを始めました」と積極的に話すようにしていました。

周りから「Webライターをしている」と認識されると、仕事の話や、仕事をくれそうな人に繋げてもらえる可能性が高まります。

一見関係なさそうな人に話したとしても、思わぬ繋がりが生まれることも沢山あるので、ぜひ周りにたくさんアピールしてみましょう。

ここで紹介した5つのことは、主に新しい案件を獲得するときにやったことです。基本的に案件を頂いたら、「丁寧にリサーチ」→「指示に従って執筆」→「納期を守って提出」を徹底していきました。

初めのうちは月に5000万円稼ぐのが精一杯でしたが、徐々に1万円、3万円と増えていきました。実際にやってみたからこそ言えますが、決して楽をして一気に20万円稼げるような近道はありません。

しかし、地道にコツコツとやっていけば、必ず結果はついていきます。それこそ継続案件になると、報酬が安定しますし力量次第で多く稼ぐことも可能です。

ぜひ、諦めずに挑戦してみてくださいね。

まとめ

この記事では、初心者Webライターの方に向けて、案件の取り方について解説してきました。

ポイントをおさらいすると、Webライターとして案件をとるには以下のポイントがありました。

・条件を絞り込んで検索する

・ポートフォリオやプロフィールを充実させる

・高単価案件にも積極的に応募する

・SNSを活用する

・周囲にWebライターを始めたことを積極的に言う

この記事で紹介したコツやポイントを1つ1つ実践していけば、必ず案件はとれるようになりますよ。ぜひ前向きに取り組んでみてくださいね。

【2022年最新】クラウドワークスとランサーズを徹底比較!賢い使い分け方とは?

「副業を始めるなら、クラウドワークスとランサーズ、どっちがいいの?」

「手数料とかシステムに何か違いはあるの?」

この記事では、このような悩みを解決していきます。

クラウドソーシングサイト大手のクラウドワークスとランサーズ。実は、両者にはそれぞれメリット・デメリットがあり、手数料や制度にも若干違いがあります。

そこで、現役Webライターで2つのサービスを使い分けている筆者がクラウドワークスとランサーズの違いを徹底解説!

賢い使い分け方、他におすすめのクラウドソーシングサイトも紹介していきます。

これからどちらかのサービスに登録しようと考えている人は、この記事を読んでから、自分にあった方法を選択してみてくださいね!

クラウドワークスとランサーズどっちがいい?

結論から言うと、どちらも登録することをおすすめします。

なぜなら、冒頭でもお伝えしたように、それぞれに違った特徴、メリットがあるからです。実際に両方使ってみることで自分に最適な方法を見つけていくことができます。

ですが、2つ同時に始めるのはハードルが高く感じる方もいると思うので、まずは両者の違いを理解してから自分にあった方を登録しましょう。

クラウドワークスとランサーズの違いを比較表にまとめました。

項目クラウドワークスランサーズ
案件数
案件単価
会員数480万人110万人
登録料無料無料
手数料5%〜20%(報酬額によって異なる)一律16.5%
サポート体制
報酬の支払い方法1,000円以上で銀行口座へ振り込み1,000円以上で銀行口座へ振り込み

ざっくり言うと、案件数重視なら、クラウドワークス。

サポート体制重視なら、ランサーズでしょう。

  • 案件数ならクラウドワークス

上の表からもわかるように、クラウドワークスの最大の強みは、案件数の多さです。

2022年10月3日現在、クラウドワークスとランサーズで、「ライティング」「Webデザイン」「動画編集」の項目ごとに案件数を調べた結果をまとめました。

項目クラウドワークスランサーズ
全体10,573件9,367件
ライティング2,935件723件
Webデザイン840件741件
動画編集992件231件

この表からわかるように、クラウドワークスのほうがランサーズよりも案件数が多いことがわかります。

特に、初心者でも挑戦しやすいライティングの案件数は約4倍、クラウドワークスのほうが種類も案件数も豊富です。

「とにかくいろんな案件を見てみたい!」という方は、まずはクラウドワークスに登録してみましょう。

  • サポート充実度ならランサーズ

ランサーズには、クラウドワークスにはないサポート体制が揃っています。

・仕事依頼やメッセージ、提案の監視

・上記に関するフィードバック

・違反申告や違反者のチェック

・警告表示や強制退会措置

クライアントが明らかに不正となる案件(単価が低すぎるなど)を出した場合は、ランサーズ側から非表示にしたり、注意喚起したりする対応をとっています。

利用規約を無視して不正をしたユーザーには、警告したり強制退会措置を施したりしているようです。

また、ランサーズの利用ルールがわからいという原因で起こった不正ミスであった場合は、修正やフィードバックなどをおこない、クライアントに対してのサポートも丁寧です。

このようなランサーズの手厚いサポート体制により、クライアントもユーザーも安心してサービスを利用できる環境が整っています。

  • 手数料の違い

クラウドソーシングサイトで案件を受注すると、サイトの手数料を差し引かれた金額がワーカーに報酬として入ってきます。このシステム手数料はサービスによって異なります。

クラウドワークスとランサーズの手数料について比較してみました。

報酬額クラウドワークスランサーズ
20万円以上5%16.5%
10万円〜20万円10%16.5%
10万円以下20%16.5%
タスク形式20%16.5%

これまでは、クラウドワークスもランサーズも手数料は同じでした。

しかし、2022年10月1日よりランサーズが手数料の改訂をおこない、報酬額に関わらず一律16.5%(税込)に改定したのです。これは、プロジェクト方式、コンペ方式、タスク方式、時間報酬、月額報酬などすべての方式において適用されます。

どういうことか具体的にみていきましょう。

例えば、あなたが1件1万円の案件を獲得した場合、

クラウドワークスでの報酬は、

10,000円ー(10,000✖️0.2)=8,000円になります。

一方で、ランサーズでの報酬は、

10,000円ー(10,000✖️0.165)=8,350円になります。

つまり、10万円以下の案件では、手数料が少ないランサーズのほうが報酬が多くなります。

案件が10万円以上になると、クラウドワークスのほうが手数料が小さくなるため、クラウドワークスを使ったほうがお得でしょう。

クラウドワークスの口コミ・評判

クラウドワークスの良い口コミと悪い口コミ、評判をまとめました。

全体的にポジティブな口コミが多かったですが、一部「悪質な業者がいる」「低単価案件が多い」という悪い口コミもありました。

悪い評判がついてしまう原因とその解決策も解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 良い口コミ

Twitterに寄せられた、クラウドワークスの良い口コミを紹介します。

クラウドワークスで ほんっとに初心者向けっぽい募集に応募して、テストライティングをさせてもらえることになった!返事ないのかなーと思ってたからビックリ嬉しい
ついに…クラウドワークスで初案件を獲得できましたワクワクとドキドキと。やっと第一歩踏み出した‼️
9月ももうすぐ終わりますね!
約2ヶ月半❗️クラウドワークスで案件をこなし、受注実績が25件になりました〜
2ヶ月半あっという間に過ぎた〜。諦めると後悔するのを分かっているので、なんとか踏ん張りました継続が大事
一旦休憩して、明日から10月に向けて目標立てします

「クラウドワークスで初案件獲得できた」

という口コミがあるように、特に初心者にとっては案件獲得しやすいということが口コミからでもわかります。

フリーランスという恵まれた働き方に感謝
クラウドワークスの素敵で優しいクライアントにも感謝!
取引に関係ない相談にものってくれて、めっちゃ助けられた。いつもお世話になってるからとかいう理由で、めっちゃ親身に相談にのってくれた。
神対応のクライアントに出会えて私は幸せです!

また、「素敵で優しいクライアントに感謝!」という口コミも多々見受けられました。

これはクライアントによりますが、初心者に対しても丁寧にレクチャーしてくれたり、マニュアルを用意してくれたりするクライアントもいるので、安心して仕事をスタートすることができそうです。

  • 悪い口コミ

一方でこのような悪い口コミもありました。

編集部「受注は3日以内に納品できる人だけ」
納期が3日なのはいいんですよ。1記事に3日もかかりません。でも、編集部は検収に1ヶ月以上かかっているでしょう?8月に納品した分の報酬がまだですよ。ライターを急かすよりも、自分の仕事を頑張ってください。

「報酬の支払いが遅い」というのは、クライアントによって異なります。検収に時間がかかる場合もありますが、1か月以上何も返信がない場合は、サポートに問い合わせてみてもよいでしょう。

また、このような事態を防ぐには、案件を絞り込む段階で、「認定クライアント」にチェクを入れると良いでしょう。

クラウドワークスの認定クライアントとは、これまでの取引で不正がなく、クラウドワークス側からも「信憑性が高い」と認定されているクライアントです。

認定クライアントになるには以下の基準を満たしている必要があります。

・報酬確定金額30万円以上(直近1年間)

・プロジェクト完了率80%以上

・支払い遅延なし

・評価4.8以上

・本人確認済み

・発注ルールチェック済み

・会社情報入力済み

・プロフィール画像設定済み

これらの項目をクリアしているクライアントなので、取引で困ることも少なくなるでしょう。

早いものでクラウドワークスでの副業を始めて約半年が経過。今月で30万円を超えてきました
本業以外の稼ぎは本当にうれしいのですが・・・作業づくめで寝不足の日々。CWで稼げる金額も今の生活ルーティーンじゃ6桁は無理と判断

またこのような「報酬額に限界を感じた」という口コミもありました。クラウドワークスだけではどうしても稼げる金額に限度があるようです。

これは、SNSを使って直契約の案件を増やしたり、直接企業に問い合わせたりするなどして、案件獲得の幅を広げていくとよいでしょう。

ランサーズの口コミ・評判

ランサーズの良い口コミと悪い口コミ、評判をまとめました。

全体的にみて、良い口コミが多く見受けられました。2022年10月より手数料を一律16.5%にしたことで、クラウドワークスからランサーズに移行するか検討している人も多いようです。

口コミとともに、ランサーズ特有の制度「認定ランサー」や「パッケージ出品」についても紹介していきます。

  • 良い口コミ

Twitterに寄せられた、クラウドワークスの良い口コミを紹介します。

今月からランサーズでWebライターの仕事を始めたのですが、初月で1万円以上を稼ぐことができました。継続発注して頂けるクライアントさんとも出会うことができたので、さらに勉強しながら頑張ります!!

「初月で1万円稼げた」

「継続受注できた」という口コミが多く見受けられました。

ランサーズはサポート制度やクライアントにも厳しいチェックが設けられているので、継続案件がとりやすい傾向にあると言えます。

ランサーズのパッケージ出品に問い合わせが来ました。早いな。
自分で単価を決められるのは良いシステムですね。自分の強みもアピールできるし。

「パッケージ出品」とは、ランサー(仕事を受ける側)が得意分野やスキルを出品し、クライアントが購入できるサービスです。

3つの料金プランがありますが、その中から選んで自分で価格を設定できるというメリットがあります。

#ランサーズ  での過去1年の検品のみで報酬100万超えてた。偉い私!何に使った私10月から手数料が20⇒16.5%ということで実入りが増えるの期待。

また、手数料が一律16.5%になったことに関して、期待をする声も多かったです。10万円以下の案件を受けている方だと、3.5%も手数料が安くなるので報酬にも大きく影響します。

あの、、、7月25日にランサーズに登録してから69日経った今日、、、認定ランサーの審査に通ったとのメールが、、、
認定ランサーになりたくて、ひたすらランサーズで突っ走ってきた2ヶ月ちょっとの月日が報われました
認定ランサーの名に恥じぬよう、今後とも努力します
認定ランサーになりました
今までほとんどの収益をランサーズから得ていたにも関わらず、認定ランサーではなかったのです!そこで、返信不要以外のメールに24h以内に返信してみると、1週間程で認定ランサーの通知が来ました
認定ランサーになるとどうなるのか、検証してみます

また、「認定ランサーになりました!」と喜びの声をツイートしている方も多くいました。

認定ランサーとは、ランサーズが求める基準を全て満たしたランサー(仕事を受ける人)にのみ与えられる称号です。

・応答が速い

・高い対応力と責任感

・獲得報酬額が高い

・クライアントからの評価が高い

・認証済で安心

このような条件があります。認定ランサーになると、高単価案件も獲得しやすくなります。

  • 悪い口コミ

一方でこのようなマイナスな口コミもありました。

ランサーズで著作権法違反をさせる案件を見かけた
漫画の紹介サイトで個人のもっている漫画をスキャンして、コマを画像として使うというもの。著作権法違反です
しかも、ランサーに漫画画像を用意させることで訴えられた時に「ライターが勝手にやったんです」言い逃れできる仕組み。気をつけて!

サポート体制が充実しているとはいえ、一定数悪徳業者は存在するようです。

おはようございます今週ランサーズで好条件で得意ジャンルに提案出したのですが、返事こず。ダメだったか…?

また、必ずクライアントから返信がくるとは限りません。これはクラウドソーシングにも言えることですが、人気な案件には応募してもスルーされる場合もあるので注意しておきましょう。

賢い使い分け方とは?

では、「結局どっちに登録したらいいの?」と思う方も多いでしょう。

先述した通り、どちらにも登録しておくことをおすすめしますが、2022年10月のランサーズの手数料一律改訂に伴い、手数料の面だけで言うと、初心者はランサーズに登録することをおすすめします。

しかし、案件数や種類の豊富さで言うと、クラウドワークスのほうが有利です。また、受注額が増えれば増えるほど、手数料も低くなります。

よって、本業で多く稼いでいくことを見据えるのであれば、クラウドワークスをおすすめします。

ランサーズでも認定ランサー制度やパッケージ出品などあるので、いろいろ試してみて自分にあった方法を見つけていくとよいでしょう。

他におすすめのクラウドソーシングサービス

最後に、クラウドソーシングとランサーズ以外におすすめなクラウドソーシングサービスを 4つ紹介します。

・サグーワークス

・ココナラ

・シュフティ

・Bizseek

  • サグーワークス
項目サグーワークス
案件数◎※Webライティングに特化している
案件単価
会員数28万人
登録料無料
手数料無料
サポート体制
特徴・クライアントとのやりとりが不要・ポイント換金システムで手数料無料・初心者でもとりくみやすい案件が豊富

株式会社ウィルゲートが運営するWebライター向けのクラウドソーシングサービスです。

システム手数料が「無料」というところに驚かれたかもしれません。通常手数料がとられますが、サグーワークスの場合、報酬獲得からポイント換金まで全て無料でおこなえます。

サグーワークスの換金システムには「ドットマネー」というサービスが導入されており、案件に対する報酬がポイントで付与される仕組みをとっています。

付与されたポイントは1ポイント一円、500ポイントから換金可能です。また、ドットマネーで換金する場合は、手数料も無料となるため、仲介手数料0円でサービスを利用できるという仕組みです。

Webライティングの案件を専門としているクラウドソーシングのため、Webライターを目指す人には必見のサービスです。

  • ココナラ
項目ココナラ
案件数
案件単価ワーカーが決めることができる
会員数262万人
登録料無料
手数料11%〜27.5%
サポート体制
特徴・自分のスキルを出品できる・販売価格は500円〜・金銭トラブルが起きにくい

ココナラとは、ワーカーが自身のスキルや経験、知識を出品し、クライアントがそれらを買うことができるオンラインフリーマーケットです。

クラウドワークスやランサーズとは違って、ワーカー側が自分のスキルに価格を設定することができます。

もちろんスキルと市場に見合った価格を設定する必要がありますが、自分をアピールできる点はとても魅力的です。

ココナラでは、Webデザインやイラストなどが多く出品されている傾向にあります。デザインの仕事を受けてみたい方にはおすすめです。

  • シュフティ
項目シュフティ
案件数
案件単価
会員数約42万人
登録料無料
手数料一律10%
サポート体制
特徴・主婦向けの案件が多い・隙間時間で取り組める軽作業が多い・手数料が低い

主婦を専門にしたクラウドソーシングサービスのシェフティ。

隙間時間でできる軽作業や、初心者でもできる簡単な案件が多いのが特徴です。そのため、1件あたりの単価は低い傾向にあります。

ですが、手数料が10%というのはクラウドワークスやランサーズと比較すると半分になので、かなり魅力的です。

家事の隙間時間にちょっとしたお小遣い稼ぎがしたい人、スマホで完結できるお仕事を探している方におすすめのサービスです。

まとめ

この記事では、クラウドワークスとランサーズをあらゆる面から比較し、どのように使い分けると良いのかお伝えしてきました。

今後もサービスの改訂や登録者数の変化によって、案件の取りやすさも変化してくるでしょう。常に新しい情報をキャッチして、自分にあった案件獲得方法を見つけていくことが重要です。

ぜひ、この記事を参考に、クラウドソーシングサイトに登録して副業にチャレンジしてみてくださいね!